5月29日(金)山中伸弥教授講義

2時半起床、Facebook、メール、NHKオンラインをチェック
昨日は福島県運動具商業協同組合の総会を郡山で開催し、
2期4年を勤めた理事長職を解いて頂いた、
最近は物忘れがひどく、迷惑をかける事が多い、
総会も10時開会を11時開会と思い違いをして30分遅れ迷惑をかけた、
記憶力が曖昧になって、飛んでしまう事が多くなった、
総会後、ゲストスピーチを栃木のアベスポーツ社長、阿部貴行様にお願いして置いた、
地域密着型繁盛店作りを出版されたいきさつや、彼が常日頃頑張っている事柄を、
お話してくれた、
参加者からの質問にもしっかりと答えてくれた、
理事長降りるはなむけに人肌抜いてくれた事に感謝している、

山中伸弥教授のスピーチを載せて置く


自分の今の仕事は、ジグソーパズルを組み立てているようなもの。
大学で生まれた新しい科学技術を医学応用にもっていくためには、
色々なピースが必要です。
私たちのような基礎研究者は重要なピースのひとつではありますが、
基礎研究者というピースだけでは医学応用というジグソーパズルは完成しません。
基礎研究を経て、前臨床研究・臨床研究や治験を行い、
厚生労働省から許認可を頂き、様々な制度倫理上の課題を解決し、
社会に研究活動を理解していただき、企業連携や国際連携を行い、
資金を集め・・・様々な能力を持った方々に集まって頂かなければ、
せっかく日本の大学で生まれた科学技術が、医療応用という形で完成しません。
私の仕事は、そのピースとなる優秀な人材をiPS研究所に集めて、
それぞれの分野で活躍していただく(ためのマネジメントをする)ことなのです。

発表内容によると、山中教授がイノベーション大賞を受賞した理由としては、
iPS細胞という科学技術のイノベーションそのものだけでなく、
それを実用化させるためのエコシステム構築の推進や、
実用化に向けた様々な活動のマネジメントに対する評価も挙げられている。
日本の研究環境を変えるために尽力している山中教授のスピーチは、
「アイデアだけでは世の中を変えられない」
イノベーションは社会の理解と様々な支援があって初めて世の中に革新をもたらす」
ということを示唆している。
これは学術分野だけでなく、
企業社会においても同じことが言えるのではないだろうか。