5月17日(日)強か外交中国、ドイツは知らぬ間にコロナで潰されそうになっている

ドイツのタブロイド紙「ビルト」は社説で言ってる。

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習近平を名指しで「あんたの友好とは、微笑んで偽装した帝国主義であり、トロイの木馬なのだ」とドイツは中国の一帯一路に乗ってしまった、中国を乗っ取るつもりが逆に乗っ取られてしまった、習近平は決して逆上しない微笑み外交で欧州はまんまとハマってしまった。

一言でいえば、ノルトライン・ヴェストファーレン州などドイツ3州は、ここ5年間で中国と深く結びつき、ドイツ経済の根幹を中国に握られるほど密着してしまったのである。そして、この経済的な密着こそ、今回のコロナウイルスが感染拡大した最大の要因となったのである。

 ドイツでは、コロナウイルスの感染者は17.2万人で、死者は7551人(5月8日現在)にのぼる。その中で被害が最も多いのが、バイエルン州(感染者4万4265人、死者2153人)、ノルトライン・ヴェストファーレン州(同3万4964人、1425人)、バーデン・ヴュルテンベルク州(同3万3287人、1542人)の3州である。

 武漢で発生した新型コロナウイルスは、文字通り「一帯一路」プロジェクトの「陸のルート」を通って、武漢から長距離鉄道でドイツに伝わり、「海のルート」の欧州の入り口であるイタリア同様、欧州各国へと感染が拡大していったのである。事ここに至って、冒頭で触れた「ビルト」紙のような、公然とした中国批判が噴出するようになった。

コロナパンデミック後は、どこの国も経済的に混迷をきたすだろう、

そこを狙って中国は微笑み外交が始まる、自由主義資本主義圏の終末が見えて来たように思う。

ガジガジの共産主義とは違い、資本主義の良さと共産主義の良さをミックスした中国主義がパンデミック後の流れになりそうだ。