ホテル出発7時15分、お天気良好、お遍路日和だ。
お遍路作法が有る、
山門では帽子を取り合掌し一礼をする。
手洗いをする。
本堂にお参り、納め札、線香3本、ローソク、お賽銭を納める、念珠を擦り、合掌してお経を上げる、
大師堂、本堂同じ事をする、お経は先達が居てそれに従って行う。納め札には月日、住所、念願、氏名を書き
納める、これが一連の作法。
限られた時間中で行うには至難の技だ。
次は八十三番、一宮寺、
本尊の真言は、おん、あるりきゃ、そわか
讃岐一宮の田村神社の別当寺なり一宮寺となった、神仏混合の名残だ。
ドジなわたし、1日目で大事な罰当たりな数珠を失くしてしまった。仕方無く共通クーポンを使い買い求める。
お遍路先達が付いて先達の誘導に従いお経を上げる、坊主の修行だ。
次は八十二番、根香寺空海の従兄弟智証大師が彫った千手観音菩薩が本尊だ。
おん、ばざら、たらまきりく
八十一番白峯寺、八十番国分寺、七十九番天皇寺まで精力的に参拝する、昼はうどんのバイキング、結構な混み具合、
安くて旨いうどん屋には群がるもんだ。
七十八番郷照寺、本尊は阿弥陀如来行基菩薩が開祖、宗派は時宗であった。
七十七番道隆寺、一連の参拝作法に則りお参りは済ますが大変な事だ。
皇帝ダリアとか言ってた、四国の特産なのか至る所に咲いている。
七十六番金倉寺、おん、ころころ、せんだり、まとぅぎ、そわか
七十五番善通寺、ドデカイ寺だ、それもそうだろう空海の誕生寺まともに回ったら半日はかかる、
本尊真言は、おん、ころころ、せんだり、まとぅぎ、そわか
御詠歌は、われすまば、よもきえはてじ、善通寺、ふかきちかいの、のりのとのしび
五重塔が寺の象徴か、
歩きお遍路なら65日はかかる所を、たった9日間で八十八ヶ寺を回るのだからそりゃ忙しい、
お経をあげたり、線香を立てたり、お賽銭を上げたり、納め札をおさめたり、
写真を撮ったり頭がごちゃごちゃになってる。
おん、ころころ、観自在菩薩行深般若波羅蜜多時照見五蘊皆空、、、唱えるお経にも熱が入り声高になり声も枯れて来る、
己の邪気を祓い大師の教えを信じ人に優しい真っ当な人間に戻る、修行はまだまだ続く。
七十三番出釈迦寺、弘法大師7歳の時、仏道に入る証を得ようと山の頂から身を賭して霊験を得んが為の修行をされた寺、
七十二番曼荼羅寺、七十一番弥谷寺(いやたにじ)五剣山、修験寺なのだろう数え切れない地蔵が山道に置かれ磨崖仏もやたら多く掘られている、聞けば全国から来られた修行僧が手掛けたのだそうだ、大師堂奥に弘法大師像が安置されていた。
本日はこれにて終了、5時を回り薄暗い中ホテル到着、オークラホテル丸亀名前はいいが名ばかりでお粗末、
食事は最低給食弁当より劣る、天ぷらは硬くて冷たく食えてもんじゃない、鯛のお頭か知らないがちっちゃな皿におかしら半分苦労して食べた、兎に角最低だ、近くにコンビニかうどん屋が無いか探したが郊外で何も無い、こんな日のなるだろうと思ったがz現実だった。
あすは七十番本山寺から始まる、先達が付くらしい、真面目に先達に習いお遍路のなんやらかをしっかりと学びたい。
予定では9ヶ寺、特に六十六番雲辺寺は素晴らしいと聞く。お遍路の旅はまだまだ続く、、、、。」