11月22日(日)善い夫婦の日

早朝散歩も続いている、今朝は霜が落ち枯葉が白くなって道々に散乱している、吐く息も白く周りの山々は白くなっている
美しい、昨日もそうであったが今朝も朝日が空を真っ赤に染めている実に美しい、自然の絵画は何にも変え難い美しさだ。
朝日が登るにしたがって周りの雲は舞い上がる、炎のようだ。
11月22日は語呂合わせで善い夫婦の日だそうな、思い巡らせば善い夫婦と言われる人はそうはいない
私たち夫婦は夫唱婦随何処へ行くにも一緒の時が多い、特に海外旅行は多い、子どもたちも結婚しそれぞれに2人ずつの男の子ができた
二人で築いてきた家庭も10人の大所帯になった、年夜の晩は紅白を見ながらそばを振舞っている、孫どももよく懐いてくれる教育を授けたいが
でしゃばってはと自重している、せめてもと本をいっぱい預ける事にしている、司馬慮太郎の播磨灘物語高田屋嘉兵衛菜の花の沖を同時に読んでいる
面白い、戦国武将、織田、秀吉に使えた黒田官兵衛の生き様を学んでいる。
早いもので天地人は最終回を迎えた、波乱万丈の戦国を生き抜き喜平次と与六が誓い合った乱世を義をいう一字を貫いた、家康も最後は秀忠のご意見番
兼続に頼むシーンは親が子を思う切なさを感じられた、兼続は子を全てなくし最後にお船に直江はわし等で終わりじゃと話すシーンにお船は頷く
全力で生き抜いた戦国の世をこうして生き残った二人は静かに紅葉の眺めている、わしは紅葉のように働いたのかと聞く姿、戦国武将でこれほどに
清く、義を貫き通した武将は珍しい、三成との友情に心を寄せ景勝に仕えた日々に思いをめぐらせて終わった。
善い夫婦の日に相応しい最後のシーンであった。