7月5日(月) 大間−大畑−恐山-むつ斗南藩円通寺−尻屋崎−三沢廣澤牧場跡−金田一温泉

3時10分に起床、一番風呂に浸かり疲れを癒す、
ご来光を仰ぐべく松井、藤内を叩き起こす、

展望台が近くにあるので急ぐ、
あいにく霧がかかりぼんやりとしたご迎光になってしまった。
風車が立ち並び、霧が晴れるに従がい、辺りが見えて来た、

牧場らしく牛、馬が牧草を頬張っている、
朝の牧草は水分が多く生き生きとしている
首をふりふり、うめい、んめい、と鳴きながら食べていた。

大間は5000人の人口、猟師がほとんどで年中賑わっている、
日本最果て最北の地
マグロはまだらしく漁師は遊んでいるらしい、

昨夜の温泉は大賑わい、
大間、唯一の温泉が我等の宿であったので
多くの人が訪れていた、

朝食を済ませ記念写真を撮り、
大間崎へと急ぐ、「本州最北端の地」の碑が立っている、

マグロ一本釣りのモニュメントうをバックに記念写真、
シャッターを押してくれたのが、なんと相馬より来たと言う
驚いた、

そこへ何と福島ナンバーのマイクロバス、聞くと会津から来たと言う
気分爽快、何となくいい旅になりそうだ。

一路大畑、薬研温泉へといそぐ、渓谷深く、
露天風呂があった一人悠々と浸かっている、聞くと埼玉から来たという。
入りたかったが時間が無いせめても手だけでもと浸かる、
かっぱの露天風呂であった。

続いて恐山へ行く、日本三大霊山の一つ、硫黄臭が立ち込める。
荒涼とした風景は来世の雰囲気、円仁が諸国を行脚して
たどり着いたのが恐山らしい。

極楽浜、三途川の橋、写真は良くないと言うが撮ってきた。
本日のメーンむつ市へ入る斗南藩ゆかりの寺円通寺へ詣でる、

会津から来ましたというと、ご苦労様ですと頭を下げてくれた。
ここに、1万7000人の会津の武士家族が移住した、
一年足らずで廃藩置県にあい、やむなくちりじりに分散せざるを得なかった。

辛酸な苦労を舐めた歴史が詰まっている、
ここへはもう一度妻を誘って来たい、

尻屋崎、寒立馬が有名だ、レンガ造りの灯台
頬張る寒立馬、何と長閑な風景であろう
寝転んでいたい気分であった、

昼ご飯は善食堂をおまわりさんに紹介された、
12時廻ったばかりなのに満席、
余程の評判のいい食堂さんなのであろう、
1500円の海鮮丼とホタテの貝焼き、
旨かった聞くと親父は漁師、善意丸を操り
新鮮魚介を提供しているからだという

納得、食堂前で記念撮影、奥方は相馬さんで福島に関係しているという
スコールがフロントガラスを叩く、三沢市にたどり着く、
松井が斗南藩史料館あるという、寄ってみた。

ここが廣澤安任が開いた牧場である事を知り驚いた、
早速会津から来ましたといったら奥から詳しい人が来た。
10分ほど会談し改めてまた来ますと約束し分かれた、

廣澤は明治4年大隈の援助を受け、ここに大牧場を作った、
今のお金で30億を費やしたという、

功績は甚大なもので会津の魂ここにありと言ったところだ
目一杯の観光だった。
金田一温泉へは最終ランナーになってしまった