9月29日(水) サンデル教授の講義

今、もっとの人気のある哲学者、サンデル教授が日本にやってきた

東大安田講堂で「正義について」ディベートを交わした
世に存在する正義とは、ある意味においては不条理なものも多く存在している
それは、1+1が2ではあると言う簡単な答えではないことが分かったからだ

物の価値観は自分と言うフィルターを通し意見を述べるが、一方ではそれと違う意見が
存在し、結論めいた答えは出せないことがある

しかし、そこには勇気を持って意見を述べ、違った人の意見も謙虚に聞き
自分を確かなものにして行く思考を育てなければならない

哲学とは深い所の思いに鋭く入る勇気を持たなければならない

サンデル教授は日本人の若者に、真剣に正義とはとディベートを投げかけた
意見を戦わせることは、深い雲間の奥に青空がある事を知らしめる効果がある

3時間に渡り、サンデル教授のコンダクターは振り続けた、
考え続ける事の重要さを確認できた番組であった

政治家も参加していた、国会でサンデル教授の講義を受けたいとインタビューで語っていた
渦を巻くような旋風を巻き起こして欲しい

ロータリーも地区大会でディベートを計画しても良いかもしれない
ロータリアンの心に火が灯るかも知れない

地球上の人口も66億人に達し、国という単位で物事を考える事が非常に難しくなってきた
環境の問題やら、水問題、貧困の問題、地球を壊さずに守ると言う事は、どこかに抑制、犠牲を伴う
痛みも分ち合う事だって必要だ

ディベートは最終的に地球を救うことになるかの知れない

午前10頃に大きな地震が起きた、二度目の地震が5時頃に起き
震度4を記録、被害は無かった様だが長く横揺れがあった
慶長16年には恐らく震度6以上の地震が起き、会津盆地に沼が出来たぐらいだ

500年に一度の割合で起こるというからそろそろ覚悟しないといけない
活断層会津西部に走っている
地震雷家事親父と地震は何よりも怖い
大事に至らなければよいが・・・