10月11日(月) JSERAより自己紹介の依頼

今年5月の定時総会で理事長を拝命いたしました
平成7年に福島国体が開催され、組合も任意団体から協働組合へ移行し現在に至っております
当時は51社の加盟がありゼビオやアルペンも入って頂いた経緯があります
国体は組合のメーン事業で大いに盛り上がり心を一つにして活動した思い出があるます
あれから13年経過し、景気の低迷、ウインタービジネスの衰退、大型店の台頭
多くのスポーツ店が廃業に追い込まれ、組合店も減少し今では28社となってしまいました

あの盛り上がりはなんだったのかと思うほど衰退し、総会を開いても数社の出席しかない状態です
こんな状態での理事長拝命ですから、何から手をつけてよいのか分かりませんが
各地の理事長さんより知恵をお借りして、できる所から一つずつやるしかありません

役員を一新し小まめに理事会を開催し、意見を拝聴して新たな事業を掘り起こし
活性化を図る以外にありません
兎に角、一歩前へ進めること、全国各地の成功事例をよくお聞きしたいと思います

スポーツ産業は、ただの物売りとは違い、取り組み方次第で国家戦略の一つである
健康増進、体育向上、地域の発展に繋がる要素を多くはらんでおります
組合でなければ出来ない事を率先して行い
寄与する事で大きな喜びとなり、生きがいにもなります

そんな福島になるよう組合員様とよく話し合い、一歩一歩進めたいと存じます

私事の紹介となりますと、私は昭和55年に全くの素人で住宅を作る際、返済を速く終わらせる事をたくらみ
小さな店舗を兼ねて二足のわらじを履きました、学校が近くにありスポーツ店か文具店に絞り
準備を致しました
どちらも縛りがきつく、取引すら出来ない状態でした、
雑誌の広告を見て片っ端から手紙を書き
当店スポーツ店を開業致したく貴社との取引を願いたく手紙を書きました
返って来る返事は止めた方がいいですよ、この業界は非常に難しい事が多いという事でした

そんな中で一社だけ北村スポーツ様が応えてくれました
現金取引、掛率も65%、それでもめげず開業に取り付け会社を退職し一心不乱に働きました
素人と言ったのは私も妻もスポーツらしいスポーツはしたことがなく
スポーツ音痴もいいとこでした
卓球のラバーが張ってない事すら分からず、これ不良品ではないのかとクレームを付けたぐらいでした
テニス、バドミントンも然り
冬のスキーは取り付けに大変苦労を致しました
それでもやっていけたのは多くの人に助けられ、買って頂いたお陰です
真面目にさえやれば人は遠くから見ている、雪だるまは最初は小さいが転がっていくといつの間にか大きなだるまに
なる事を身をもって体験いたしました
私達の苦労を知っていた息子たちは大学卒業後戻って来てくれ頑張ってくれてます
決して希望を失わず決めた目標にたゆまぬ努力をする、天はしっかりと見ています
私はロータリー活動をしてます
ロータリーには職業奉仕があり、4つのテストを物事に照らしてます
1真実か どうか
2みんなに公平か
3好意と友情を深めるか
4みんなのためになるか どうか
どんな事もこれに照らし合わせ生きていきたい日々努力しております