10月23日(土) 立命ワンゲル信濃路蓼科旅行

昨夜10時に我が家を立つ、
一路信州松本へ向った、途中仮眠を数回取りながら早朝小布施に到着
秋の紅葉真っ盛り、農家の直売店は準備に余念が無い、
早速一番乗りでりんごと葡萄を戴く

朝霧がかかり、この分だと天気も最高によさそうだ

松本城へ急ぐ、8時30分から入場できる観光バスも今日一日は忙しく廻るのだろう
3台ほど来ており、チケットを求めていた、

松本城は姫路城、彦根城犬山城とともに四つの国宝城郭のひとつだ

400年余の風雪に耐えている、築城したのは小笠原であるが秀吉が小笠原を追い出し
石川数正親子を据えた、
以来天守、乾小天守、渡ろうなどを整備して立派な姿が出来上がった

外からは5層にしか見えないが中は6層になっている
戦いに備えた天井の低い3階があった

築400年なので階段も急階段である、各層の柱や石落し、鉄砲窓
往時が偲ばれる、展示物も立派なものでゆっくりと見聞するには3時間はかかるだろう

戦国絵巻を彷彿される、品々が展示されていた、チケットは博物館も見学できる
企画展で胡桃沢コレクションⅡを開催していた
胡桃沢詩人は交際が広く、明治時代の正岡を初め多くの文豪の貴重な品々が多く展示されていた
他にも博物館なので松本に関する歴史は年代を追って詳しく展示されていた


近くの旧開智学校や旧司祭館などを見学、2時半には茅野駅で八尾と落ち合う事になっていたので
諏訪へ急いだ、

風林火山では由布姫の城として登場した高島城、諏訪湖の畔に浮かぶ城として諏訪一族が守っていたが

明治の廃藩置県で城郭の撤去が決定し8年に撤去された

今の城は1970年に天守閣を再建したものだ
場内に神社があり、御柱の運ぶ行事が見学できラッキーだった

諏訪大社一ノ宮へ参拝、諏訪大社は上社、下社とあり、上社には本宮と前宮、下社にも春宮、秋宮がある
町全体が門前町のようだ

ここは国家の安泰、五穀豊穣を司る神社、また武勇の神として崇められ古くは神功皇后の出兵の際や関東第一大軍としても知られている

八尾と茅野駅で再会する、関西組もまもなく到着

今晩の宿、明治温泉のある蓼科へ向う、メルヘン街道を登る、
途中紅葉の綺麗なスポット杜ケン峡渓谷を散策

カメラマンの人集り、何があったのかと車を止める、
何と湖面に映る紅葉が素晴らしい御射鹿池と言うらしい
東山魁夷の絵のモデルとなった所

横谷渓谷の傍に明治屋旅館はあった、
大自然に囲まれた贅沢な宿、施設は古いが山小屋だと思えば最高だ
風呂は源泉賭け流し、3回も入った

幹事を務めた松井君に感謝

幹事挨拶につづいて乾杯をし懇親会に入り、二次会を部屋で引継ぎ延々と12時まで飲んでいたようだ