3月27日(日) 私も妻も頭もやもや・・・

何時ものように2時半には目が覚めた。
福島第一原発の事が頭から離れない。

政府が言っているように、臨界は本当に大丈夫なのか?
タービン建屋内から放出される放射能は1260倍と以上に高い、

20キロ圏外に避難しているので直接健康には害はないという、嘘っぱちだ。
格納容器は40年も経った古いもので、
あちこちにヒビが入っていてもおかしくないと外国の専門家は言っている。

今回の地震はM9.0と、てつもなく大きかった、
容器内の圧力が上がり、燃焼棒が溶け出し、
水素が異常に発生し水素爆発を起こした。

格納容器が壊れてもおかしくないのに、
政府は下隠しに容器は安全と言い通した。

今になって以上に高い放射能は、
どうも容器内が破損している可能性が高い事を漏らしている、
はじめから壊れていたのではなかったのか?

一向に改善されない原発事故に不安は募るばかりだ。

浪速屋さんの49日の法要があった。

先日NHKで「49日のレシピ」を4夜に渡って見た。
伊藤四郎の演技が冴えた、
音美さんが残したレシピを娘が辿り,
まわりの人も法要を賑やかに
する手伝いをするドラマだった。

仏教的では49日は彼岸にわたる準備期間、
遺族はねんごろに弔い最後の別れをする場が法要だ。

法界寺住職の言葉巧みに諭す法話は少し長いと感じたが、
積み上げた法話術は簡単に変えられない。
もぐもぐした話しぶりはいかにも御住職らしく、有難く感じるのだろう。

喪主の和孝君は挨拶に今回の東北関東大災害で多賀城店が甚大な被害を被り、
其の一部始終を話された。
仙台周辺宮城は未曾有の地震津波を経験した。

2キロに渡り津波が押し寄せ、店内に散らばった書籍に
津波が押し寄せ1億6千万円の損害が遭ったという、

先日は強盗に入られ、金庫ごと盗まれ300万円の被害を被ったという。
本当についてない、後片付けもままならず途方にくれてしまう。

東販の社長が昨日訪れ惨状を視察し
復興を約束してくれたとのこと。
浪速屋さんは常日頃からのお付き合いの深さが東販社長を動かしたと思う。

東京の親戚の方には異常事態で出席を遠慮していただいた事を報告

午後、小高から避難されている方が来店、老夫婦でアパートを借りたらしい。
パークゴルフの愛好者で用品が揃っていたので、
この辺で練習できるところがあるのかを訪ねられた。

高郷にふれあいランドという温泉があり、
そこに2面のコースがあります。
坂下から車で15分ぐらいです、今はまだ雪が積もっているので4月中には
できる事を教えた。

小高も6号線を越えて津波が押し寄せ壊滅状態だそうだ。

農家をしていてこれから忙しくなるのに原発20キロ圏内、
どうする事もできないらしい。
2回ほど行って見たが盗難には遭ってないらしい。

気丈に振舞っていたが内心は複雑な心境なのだろう。