7月5日(火) 久し振りの強い雨

若松市運動公園の見積提出とザベリオの集金を済ませ
雄国沼へでも行こうかと思っていたが小雨が降って来たので取り止め
大江戸温泉へ向かった、お昼のバイキングと温泉付きで1280円
バリュー価格だ、バイキングは特別美味いとは言えないがそれなりの料理は揃えてあった
あれもこれもと取り過ぎバイキングはダイエットにはむかない
温泉も久しぶりで10年も来てない、新鶴と比較すれば露天風呂があり、ゆったりとした雰囲気が味わえる

サウナ風呂に入ったら、白髭の立派な老人が入っており、面白くねえと独り言を言っている
どうかしたんですかと訪ねると、大熊の避難民、大江戸に泊まっているらしい
原発の話になり、老人は41年前、原発一号の建設時から、鉄鋼業を営んで原発と共に過して来たらしい

6キロ範囲に住んでいて100日経っているが一度も帰ってない、面白くねえ、憤懣遣る方無しの思いなんだろう
思いは原発で稼いだ事や、アパート30棟を持っているとか、東電のお陰で大熊は棲み易かったなど
想い出を語っていた、安全安心を売り物に原発は10基を作り、さらに2期造成が決り
原子力大国が誕生する過程にあった、
京大助教授の小出裕章さんが書いた「原発のウソ」を読んでいる
40年間一貫して原発は危険だ、
即刻廃棄しなければ一旦事故が発生したら
取り返しのつかない事故になると、いい続けてきた
お陰で出世はできず助教授止まりである、
今や売れっ子であちこちで講演をし、原発カリスマで有名だ

福島県元知事佐藤栄佐久氏も一時は原発を止めた知事として知られたが
多くの圧力に晒され抹殺された、
著書、知事抹殺は造版に造版を重ね、
今や返り咲きをして欲しいとまでになって来ている

佐藤雄平知事はこうぞう様の一の子分、こうぞう様が原発の誘致をした
夢の原発、これさえあれば大熊は日本一の裕福な町になると暴語していた

栄佐久知事は福島の将来を思うとき、原発の危機は計り知れない、
今止めないと大変な事になるを危惧していた

現実に福島が死の灰をかぶり世界でフクシマを知らない人がないほどに犯されてしまった事を思うと
先見の明を持った栄佐久知事は歴史に残る政治家なのだろう

夕刻、渋川問屋で無尽があった、この度、行われる若松市長選に立候補する室井さんが来ていた
災害にあった若松をどうするとか、こうするとか言ってはいたが大政治家なる臭いは一欠片もない

こういう者が何故か政治家を目指す、日本は不思議な国だ
本来なら10年ぐらい山篭りをして書物を読み哲学を身に付けオーラを発するほどにならねば、人の上に立つ事はできないはずなのに・・・
言っちゃ悪いがそのようには映らなかった
スポーツイベントがどうのだの、風評被害がどうのだの、未来を語らない政治家などむしろいない方が上手くいく

時代は思うように進まないのが通例で、会津が素晴らしいユートピアに生まれ変わるまでには人材不足と言わざるを得ない