7月9日(土) 政局がらみ

大震災は復興、復旧に国会審議は政局がらみの攻防が行われ
国民は民主党の対応の遅さにうんざりされられた印象を植え付けた

自民、公明はこれで目的は達成され、いつ解散が起こっても勝てる公算ができたようだ
法案審議も急激にスピードを上げ法案通過の見通しが合意されてきたようだ

赤字国債発行法案が通れば、予算執行は順調に進み
いよいよ大型復興補正予算が提案される段階だ
菅総理はなんとしても、解散の行使を実行したいようだが
この事態で総選挙は被災地の事を思うとできないだろう

筋書き通りに行かないのが政治、菅さんは退陣を余儀なくされる日が近づいて来た様だ
ここ会津の観光は依然厳しい状態で、各種団体は躍起になってキャラバンを組み
風評被害を払拭すべく出かけている、ご苦労様です

佐藤栄佐久元知事が上梓した、福島原発の真実、を読んでいる
実に細かく書かれており、知事として拘わった原発の怖さを当時訴えておられた

県庁に原発審議会を立ち上げ独自の調査をされていた
東電は煙たかったであろう

邪魔者は消すに限る、原発のある各県がプルサーマルを容認され始めた頃に
県発注のダム工事をめぐる汚職事件が作られ、失脚せざるを得なかった
知事抹殺である、平成18年の事だ

奇しくも復興計画に県は脱原発を打ち出し、遅きに治した感は歪めない