11月5日(土) メインベント・カフル(黒い森の中)で行われるコンサート

今回のドイツ行きの最大の理由は輝さん夫妻が出演し、東日本大震災を支援する
カルフ街が企画したチャリティーコンサート
「日本のための鶴」に参加する事だ

9時にホテルに差し向けてくれた大きなワゴンに乗って
約45分の町カルフは木骨組の素敵な城下町
ヘルマンヘッセの誕生地でもある
10時カルフが用意してくれたホテルに荷物を預け街中を散策、なんと素敵な町なんだろう
なだらかな坂道に教会が立ち、古びかしい木骨組の家が立ち並んである、まるでメルヘンの世界だ

ヘルマンヘッセの生誕家の屋上でオープニングセレモニーが開かれる、
カルフ側から歓迎の挨拶があった
こちら側からは先生が挨拶され福島の現状をつぶさにお知らせをした
町を挙げての大歓迎を受け、恐縮していた

輝さん夫婦の意気込み、関係者の親切さなど、しみじみと感じた
総監督のフォルツさんは女性でロータリアン(7日にメーキャップするナゴルドヘレンベルクRC)
カルフ市立音楽院副会長をされている

街中には日本関係の催し物が多くでている
生け花、剣道(居合)、抹茶、寿司、蝶の標本など、売上げは全てキャリチィーなる
ヘッセ博物館、5時頃から3部に分かれて行われる

バーテン・ヴァーデンから来てくれた安藤さんにお世話になった

教会がトップ、オペラ歌手の響きは大迫力だ
ピアニストのフィリックスは私が会長をしていた時に喜多方で行った
オペラ会に来てくれたピアニストだ

以前とは打って変わって上手くなっている、太鼓あり、笙の響きも素晴らしい
観客はそれほど多くは無いが内容は抜群に良い

2部は音楽院内で行われた、何れも素晴らしい勿体無いほどだ
夕食はホテルで用意してくれ美味しく頂いた

3部は再び教会で行われ、量子さんの舞は身震いをするほどの迫力を感じた
バリトンと笙のコラボ、最後はベートーベンの第九を合唱し幕を閉じた

素晴らしいコンサートになった、ドイツの人の真面目さや人を思う心の優しさが
多く感じられた
きてよかった、本当にきてよかった
カルフは黒い森のメルヘンの世界のようだった