3月3日(土) おん宿東山で無尽


 昨日は川内村、村長遠藤雄幸氏に会う為、ビックパレットへ行く、ビックパレットの渡邊さんは
かつて吉原さんが町長時の助役を勤められ、県職員退職後ビックパレットの所長をされている、
3.11東日本大震災の状況を詳しく説明され、2000名以上の方が避難され、その対応に苦慮された。

ビックパレット自体4階は壊滅状態になっていたらしい、さいわい水、電気は使えたことで事なきを得たが
トイレの事、食事のこと、いま考えるとパニックの連続だったと話されていた。

ビックパレットには川内村富岡町が避難され、現在は川内村の方は隣の駐車場に仮設住宅を建て生活されている。
富岡はいわきへ移動、3月に帰村宣言をし、その対応に多忙を極めているとのこと。

ドイツからの支援金、380万円とこれから贈られて来る150万円を川内村の子供達の為に使ってもらう相談をして来た、
遠藤村長は今後の子供達の教育に力点を置きノーベル賞を戴くような子供を育てたいと言っていた。

川内村の勇気ある行動は子供たちに必ず伝わると思う、
喜多方ロータリーも全面的に応援するつもりだ

村長自身、福島大学教育学部を卒業されている、
3000名足らずの山村だが、職員全員一丸となって復興に取組んでほしい。

今日はおん宿東山で高校同級会の無尽がある、
一昨年もここでやった、いまは亡き鈴木喬君が参加し、皆さんに酌をしてまわっていた。

身体の調子も芳しくなく、本人にしては暫く来れない事を思ってのことだったのかもしれない。

それから間もなく亡くなられた。
口癖に「人間万事塞翁が馬」と言っていたらしい。
喪主の奥様が気丈夫に喬ちゃんは統べてやる事はやった。

少し急ぎ過ぎたんですと、ポロリ、涙を流された。
芦の牧大川荘を日本一流のホテルに育て上げ、誰もが羨む存在だった、
新聞に掲載されない日はなかったであろう。

先々の事なんて、何が起こるか分かったもんじゃない、禅の世界では人間の一生を一日になぞらえ
修業を怠らない、いまここ、という概念を確りと持ち、生きねば・・・・