3月27日(火) 学びて時にこれを習う・・・

安岡正篤の孫娘にあたる安岡定子氏は、全国に論語塾を開き
今では20ヶ所に広がっているそうだ、まだ字の読めない子供からおかあさん、おとうさん、おじいちゃまで
素読に取組んでいる、2500年前、孔子が説いた教えはこんにちでも、立派に伝わっている。
論語が脚光浴びている原因は、荒んだ心をどう取り戻すかに悩む若い父母に、共に素読を通して確かめ合っているのだろう。

江戸時代は寺子屋論語を学び、わきまえのある子弟に育つことを徹底して教えた、武士の子は尚、そうだった。

「学びて時に之を習う、亦説ばしからずや。朋有り、遠方より来る、亦楽しからずや。人知らずしていきどうらず、亦君子ならずや」
論語の最初に出てくる文言だ、

学習をしたら、分かるまで何べんも時間を掛けて復習する、なんと嬉しい事だ、
同じ志を持つ朋が遠方から来てくれる、なんと楽しいことだ

誰も自分の実力を理解してくれなくても不平不満に思わない、これこそ君子ではないか、と言う意味だ。

学びたい、こんな人物になりたいと真剣に思って生きていけば、必ず目標にたどり着ける人間になれる。

良き朋を得ればお互いに切磋琢磨してともに学び合う一生の友達になれる、
当たり前のようだがなかなかできない。

「人知らずしていきどうらず、亦君子ならずや」を言葉を変えて孔子は言っている
「人の己を知らざるを患いず、人を知らざるを患うる」

 顕著に生きることを教えている、孔子は仁、義、信を重んじていた、
自分を押さえ、人のために生きる事の重要さを教えている。

65歳になっても、人のためにということがなかなかできない、
素読を惜しまず訓練しないと行動に表れないもんだ。

ipadを勉強していた、グーグルの航空写真は凄い、3.11震災後の今が鮮明に映し出されている。
驚いた、福島第一原発もハッキリと見える、ipadにはもっと素敵なことがいっぱいできるのだろう。