7月10日(火) 知命と立命、致知を読む

2時起床、致知8月号を読む。
特集として、知命立命を組んでいる、人は誰でもそれぞれに、
天から与えられた素質能力がある、これを「命」という、自分にどういう
命を与えられているのか、それを知るのが「知命」であると言う。
それを知って、完全に立ち向かい発揮していく事が「立命」である。これは
安岡正篤師の言葉、人は何の為に生きるのか、命を知り、命を立てるためだ。
と言う教えである。

私は立命舘大学を出ている、立命、命を立ててこそ本懐を遂げる事ができる。
西郷南洲敬天愛人、その人生を学ぶ、西郷の人生は波乱万丈、普通の人には経験できぬ人生を歩んだ、逆境に在っても誠を貫き、自らの天命を見出して行った。基より死を覚悟、百年一を貫く志は51歳で自決する最後まで全うした。
戊辰の役で会津は降伏したが藩主松平容保を救ったのが西郷であった事は知らなかった、自分の髷を切り、島津久光に差し出し容保の助命嘆願をした。
また、山形庄内藩は厳罰を覚悟していたが、寛大な処置を取った西郷隆盛を知り生き残った藩侯を含む青年たちが鹿児島へ赴き、
南洲翁の教えを請う事になったことは有名だ。
後に編纂したのが「南洲翁遺訓」だ。
西郷隆盛の写真は一枚も残っていない、心は白きこと雪の如し。
生に対する、執着もなく、死に対する恐怖感も無かった。

明治政府の中枢は、西郷のような人物を引き寄せる事ができなかったのだろう、ウォーキングに出かける時間だ。

NHKテレビドラマ、はつ恋を見た、三島と緑は行き着く所まで来てしまった、潤は緑を追い出す。
来週が最終回、結末はどうなるか、気になるところだ。