7月18・19日(水) いよいよ出発、富士登山

昨夜は、前会長五十嵐欽哉、前幹事佐藤正道君の慰労会があった、
しぐれ亭古民家を移築して再オープンされ、初めて訪れた、料理の方はイマイチだったが
雰囲気は最高、慰労会としては盛り上がったようだ、
明日の朝、3時出発、早く寝なければならなかったが、はつ恋、
最終回があり、どんな結末になるのか気がかりで見てしまった、
緑の癌が再発、大変難しいところの再発、三島は執刀を申し出るが叶わない

緑は何となく察知し、楽しかったはつ恋時代に浸る、三島は子供と、潤のところへ
帰る手筈を付ける、
何年かぶりに、我が家に帰り一家団欒で楽しかった頃のビデオ鑑賞
翌朝、窓の向こうを眺め、ソファで眠るように死んで行った。

一時間まちがえて起きてしまい、寝不足で富士登山へ挑んだ、
3776m、日本一の山だ、スバルライン五合目、
目上げると山頂付近までよく見える、

注意事項を山岳ガイドから聞き、いざ出発、目的の8合目までは6時間、登り一辺の山道

取っ付きから岩道、目不足が祟ったのか力が出ない、2時間も歩いたら頭が重くなって来た、
もしや高山病、よぎった、8合目まで後どのぐらいありますか、見える所ですが、
早くて2時間、持つかな〜、足がついて来ない、
添乗員が荷物持ちますか、と声をおかけてくれた。
単独行の多い私は、マイペースで登ることを告げ、休まずゆっくりと歩き出した、

それにしても酸欠は恐ろしい、何遍も深呼吸をしては少し歩く、8合目の小屋についたのが
7時を回っていた、
明日は2時起床、山頂目掛け朝駆け、淡い光の行列、気温は0度近い、
有に3時間は掛かった、昨日に続き頭が痛いし、足がついてこない、
桑原さん大丈夫ですか、と声をかけられるがどうしようも無い、
ゆっくり行きますのでお先にどうぞ、

ぜえ、ぜえ、言いながらやっとのことで山頂にたどり着いた。
御来光は雲の隙間から上がります、あと10分ぐらいですか、他のガイドが説明している、
日本一の富士山からの御来光は、最初で最後の富士登山、天候に恵まれ、ご来光も仰げる
来て良かった、いつ噴火するか判らない富士山、しっかりと目に焼き付けて置きたい。
8合目の小屋へ戻り、朝食を頂く、下りは誰よりも早い、私の得意技の一つ、
2時間チョイで5合目まで下った、

今回を逃したら行けなかった富士登山、途中、リタイヤせず登り切った。
また一つ宝物が増えた一日だった。