2月11日(月)建国記念日、ま~だだよ、を見た

祝日なのに、店は暇、朝から雪が舞ってるし雪片付けにひと汗かき、
iPadを開く、ビデオアプリで黒澤明監督遺作「まあだだよ」を見つける。
予告編を見たら、これは面白そう早速購入、妻と見ることにした。
便利な世の中、iPadは玉手箱だ、
歳を取ると忘れっぽくなり、諦めることが多い。
しかし、iPadは凄い、直ぐに応えてくれる、今ではキーボートを叩かなくても、
音声で調べることができる、
優れもんだ、
妻はお父さん良かったね、
こんなイイものを見つけて大人のおもちゃだね、
俺も少し呆けて来たが、これさえ有ればまだ使える、ありがてe

まあだだよ、はS18、文筆活動に専念するため長年務めた大学を辞める所から始まる、
だが先生(松村達雄)の人柄を慕う門下生と20年以上に渡る交流を、
しみじみと、温かく描いた映画、
黒澤明監督30作目で遺作となったものだ。
先生の挨拶場面や笑を取る言葉のかずかずが見事に描かれている。
見て居て笑っぱなし、ひと時も飽きずに見終えた、
特に可愛がっていたネコがいなくなり、先生の落胆ぶりを憂い、
多くの人を巻き込み捜索する、この場面も面白い、
流石に世界の黒澤監督落とし所が上手い、

題名の「まあだだよ」は、もういいかい、まあだだよと鬼ごっこしていた頃の言い草、
先生は御迎えに来ても、まあだだよ、と答える仕草が面白かった。
松村達雄の演技が冴えた、香川京子の女房役、教え子の面々、
役者ぞろいで見ていて、得をした思いに浸った。

山都町飯豊山麓に、不思議な現象が現れる、氷の筍だ、
一度、死ぬ思いで行ったことがある、写真が載っていたので掲載