5月25日(土)読書三昧

2時半起床、今日も穏やかな一日になりそうだ。
積読本が増えてきた、さりとて長時間は疲れて読めない、
思い立ったものをネズミと同じで少しカジっては次の本、
読みかけの本が増える一方だ、
今日は「新しい日本をつくる」笠井尚さんが持ってきてくれる季刊誌を読んでいる。
特集、八重と明治近代をつくった精神、
笠井さんは「会津のこころ」と題して西郷頼母を書いている、
頼母は一貫して京都守護職就任に待ったを掛けた筆頭家老、
頼母は大義を重んじて、行動する人物、決して命が惜しいからとか、
徳川体制を維持するがためとか、と言ったことではなかったようだ。
會津としての大義を重んじたが為である。

昨日の大河ドラマでは、鳥羽伏見の戦いに敗れ、
江戸へ逃げ帰った慶喜と容保、神保修理は筆頭家老としてその責任を取り、
切腹をする、
頼母が再び筆頭家老に就く、時代は戊辰の役へとまっしぐら、

会津は尊皇派で藩祖正之から一貫している、
逆賊と言われる所以などあろうはずがない。
勝者の論理で語られてきた明治からの歴史史観は、このドラマで見直されるだろう。