1月29日(水)今年一番の寒さか

2時半起床、ヒゲを剃って歯を磨き、顔を洗う、
暖房はしてあるが今朝は特別に寒い、
この冬一番の寒さか、Facebook、メールのチェック、


にっくにさんが取られた写真

高野悦子二十歳の原点を読み終えた、
純真な乙女が世情の出来事に少しずつ染まって行く、
安保闘争から始まった、民主化運動、学内闘争の始まりだった、
なんの事はない、授業料の値上げ反対、プロテスタントの真似事。
全共闘、民青、諸派がヘルメットに角棒、
タオルで顔を隠しシュプレヒコールで煽ってる、
高野さんも部落研から染まって行った、日記を読んでいると、
かなり揺れていた、一時はワンゲルに入り、自然回帰にしたった時もあったようだ、

東大、早稲田、京大と学内闘争が広がった時、
立命も遂に中川会館にバリケートを築き封鎖した。

連日行われた抗議集会、学校側と民青生協、アジトの連中、
つるしあいに耐えかね辞めて行った教授も多い。

69年で私は卒業したが、卒業当時が一番激しかった。
卒業式も行われず、化学館で化学科のみの卒業証書の授与だった。

だから全体的なゴタゴタがどうなっていたのかは知らなかった、
今回の高野さんの日記で初めて知った、

彼女は連日自己葛藤に苦しみ、鮮血を試みたりして、自殺を考えていたようだ。
6月24日に鉄道に飛び込み自殺をしてしまった。
時代がそうさせたのか、私には自殺するほどの切羽詰まった思いは理解できない。

若者のレジスタンスか、普通の生き方に耐え切れなかったのだろう。

逃避した仲間も結構いた、デモにも二三回参加した事がある。
スクラム組んでシュプレヒコールして、私服の警察に写真を撮られ、
私などデタラメ学生の一人だったのだろう。