7月27日(日)知の巨人たち、丸山眞男

2時起床、Facebook、メールのチェック、
船井幸雄百匹目の猿池上彰の世界の宗教を読み、
オンデマンドで日本人は何をめざしてきたのか、知の巨人たち、
第三回、民主主義をもとめて、丸山眞男の生涯を見ていた、
多くの著書を残している、「日本の精神」「歴史意識の古層」
戦後、民主主義をこれ程まで語った人はいないであろう、

明治の思想に、福沢諭吉の学問のすゝめがある、
一身独立して、一国独立がある、
天は人の上に人をつくらず、人の下に人をつくらず、
福沢の民主主義は学問にとって国は支えられると見たのだろう、

昭和に入って国民は主体的責任の無い、国家体制に従った、
抑圧の移譲と言うらしい、政治家、軍隊が全てを掌握して突き進んだ、
そんな時代が戦後まで続いた。
残念ながら、インテリで無かった私は今日まで丸山さんの存在すら知らなかった、
この夏は、丸山眞男思想に浸かりたい、

丸山は現代思想家に影響を及ぼし、民衆に語りかけた政治学者だった、
民主化の名の下に、新安保条約、東大騒動、サリン事件が起こった、

民主主義の原点には多数決支配がある、政治の世界でこれが罷り通ると、
大きな過ちを起こす、強行採決が正義とされ、国民は従わざるしかない、
ここに真偽は本当にあるのか、下層の国民は疑って議論を重ねないと民主主義は守れない、
丸山は「永久革命としての民主主義の確立」
これが結論で世界中で民主主義の見本は何処にも無い、

東大騒動2ヶ月後の昭和46年に東大を退官している、
自責の念と失望が丸山を揺るがした、

その後は各地で講演行脚をして最後まで民主主義の永久革命論を訴えていた、
郡山市長、品川満里さんは81歳の丸山が語った哲学に共鳴し丸山信者になった、
彼は言う、一人一人の住民に耳を傾け、より良い政策を打ち出し、
その実現にかけると言う、
日本は、人類初の原爆被曝国、今でも白血病で死亡している、
毎日、原爆が落とされている状態にある、
3・11の東電事故と福島は戦って行くことになる、
誰がこんな事になると予報出来たであろうか、
除染費用も国家予算ほど掛かるだろう、
郡山市は徹底して除染をすると宣言している、当然の事だ、
にもかかわらず、政府は原発再稼働を容認する方向にある、
気が狂ってるじゃねいのか、、、、