2時半起床、寒くなって来た、ベットから出たく無い、
髭を剃り、歯磨きをし、顔を洗って、柿の剥き、
一杯の水を持ち書斎へ、
数独を三題、難しい物を選んでやったが頭が冴えてるのか、すんなりと解けた、
ある分岐点へ達するとすんなりと開けてくるのだ、
パズルのようなもんで、頭の体操には欠かせない。
Facebook、メールをチェックをすると時間が掛かるので今朝はやめ、
軍師官兵衛を読み終えたい一念で開いた、
45週からだ、
長政は家康に、いち早く加勢することを決め、調略に走っている、
官兵衛譲りの粘り強さ、西軍三成を揺さぶる、
五分五分の戦い、大垣城に陣取った三成、籠城を匂わすが、
打って出る策をこうじる、
小早川秀秋を引き込む両陣営、
長政は、いち早く説き伏せるが、
その後の三成は恩賞、領地、報奨金をぶら下げて説き伏せる、
優柔不断な秀秋は、最後まで決めかね関ヶ原の戦場で家康の鉄砲で目が覚める。
1日で決着した、
官兵衛の九州統一をして、天下取りに動いたが間に合わなかった。
長政の働きは、家康を喜ばし、直々に恩賞をして筑前52万石、
家康の脇差を頂いた、その逸話で、、、
官兵衛曰く、長政、内府殿がお前の手をとったと言うたが、それはどちらの手じゃ、
右手でございますが、その時お前の左手は何をしておったのじゃ、
左手?
自分の左手に目を落とし、長政は、ハッと気づいて如水を見た、
余った手で徳川様を刺せば、大殿の天下となったかもしれないということじゃ、
翌11月、官兵衛は大阪城の家康に会いに行く、
関ヶ原の大勝利、祝着至極に存じまする、
官兵衛は今後の徳川様の世作りを尋ねる、
家康は、天下は天下を治めるにふさわしい者が治めるのがよい、
されど、天下取りをめざして争い続ける世は、もはや終わりにせねば、、、
「天下は一人の天下にあらず」天下は天下の天下なり、
わしが死んでも争いが起こらない泰平の世をつくる、
官兵衛曰く、それがし生涯、戦に負けた事はございませぬが、
こたびばかりは、内府様に負けました、されど負けて悔いはありません。
長政に男の子が誕生する、名を官兵衛にお願いした、
男子なら万徳がいい、この名は官兵衛の幼名、万吉にちなんでいる。
死期が迫ったある日、わしはあとふた月で死ぬ、3月20日じゃ
わしには善助がいた、
この男は40年間一度なりともわしの信頼を裏切ったことがなかった、
わしと善助はいつも心は一つであった、
長政、これからは善助を父と思い、何事も相談せよ、ゆめゆめそむいてはならぬ、
合子型兜を善助に渡す、
皆、世話になった、3月20日に享年59歳でこの世を去った、
黒田二十四騎は、大殿に天下を取らせたかったと無念の涙を流すのだった。