5月18日(月)64最終回

2時半起床、メールをチェック、
大阪の都構想、幻に終わった、橋下徹市長は12月の満期で政界から引退するという、
燃え尽きたのか、大阪府と市の二重行政はどう考えても無駄が多いだろう、
政治家として再登板する可能性について問われると、
「ないですよ、そんなの」「僕みたいな政治家はワンポイントリリーフ、
いらなくなれば交代です。
僕が長くやるのは害悪です」と答えた

日本は昔より西高東低、
関西で起こった事が伝播して経済も文化も発展して来た。
近年、東京一極集中で大阪は置き去りにされ、
橋下徹は改革を夢見た、
事を成すには独裁的指導者が要る、
その先兵に私がなると大阪都構想の旗を挙げた、
堺市の市長選で大阪都構想の候補が敗れた事でたんを発した、
統一地方選挙過半数は取れなかったが、辛うじて第一党にはなったが、
この辺から反対派が台頭して来た、
自民党民主党公明党共産党まで反対に回った、
今回の大阪都構想の賛否は大阪の未来を占う大事な判断を問うた投票になった、
僅差で反対派が勝った、維新の党は初めて敗北を味わった、
江田代表も辞任、幕末の維新はもろくも敗れた、
8年間怒涛の如く突っ走り、改革を成し遂げた、
歴史は後世になって評価される、
残念だったが、大阪春の陣は橋下徹の余韻を残し次の時代にバトンを渡し事になる、

吉田松陰も後を継いだ若者によって明治を勝ち取った、
大阪都構想がいつの日が、陽の目を浴びる事を望む。

NHKサスペンスドラマ、64最終回を見た、
横山秀夫作昭和64の誘拐事件は終わってない、
当時の刑事はこの事件を退職しても追い続けていた、
類似事件が起こる、仕掛けたのは誘拐されたこの親、確信があった、
全く同じストーリーで誘拐事件を作る、
元の犯人の自白を促す、ドンデン返し、深い考察の中でドラマは作られる、
世に言う殺人事件のサスペンスとは違う、面白かった。

吉祥天女が舞い降りた、仙台博物館薬師寺展の図録を読んでいた、
薬師寺高田好胤が必死で写経を展開し、伽藍再興に尽くした、
法相宗大本山、680年に天武天皇が創建、
今回の仙台博物館展は二ヶ月に渡り、
国宝吉祥天女像、聖観世音菩薩立像が来られた、
薬師寺では打開帳と言っている、毎日朝晩にお経を挙げ、お勤めをしてる、
天武天皇は偉い人で、古事記日本書紀の編纂を命じている、
諸国で家毎に佛舎を作り、仏像、経論を置いて礼拝をさせた。
今で言う仏壇の習慣だ、
期間中7人の僧侶が来ている、法話ガイダンスも連日している、
有難い事だ。