11月26日(日)紅葉狩りに出かける

3時起床、昨夜来の雪は我が家を一変させた、
除雪車が出るほどの雪、どうやら今年は大雪に見舞われそう覚悟せねば、、
郡山駅7:50集合なので始発の電車でないと間に合わない、
磐梯駅には無料の駐車場があるので急ぐ、
何日か前に置かれた車は雪に埋もれ出るのに一苦労する筈だ、

今回の紅葉狩りは湖東三山、西明寺金剛輪寺百済寺、琵琶湖の東にある寺だ、
信長の比叡山焼き討ちの煽りを受け、多くは焼け落ちたが、残ったお堂には価値がある、
秘仏が多い、辺りの紅葉は🍁以前から人気があり多くの人が訪れる、
西明寺の紅葉

本堂(瑠璃殿)は国宝に指定されている、

運良く前立ち観音様がご開帳されていた、
堂宇はほとんど焼かれたが本堂だけは信長の焼き討ちを免れた、
鎌倉様式の純和風建築、重厚な作り、
三重塔の内部も公開されているが入るのに千円かかるらしく敬遠する人が多いようだ、
ガイドさんが言うには今年の紅葉は不作、
霜にあたったのか落ちてる葉は焼けている、残念、

続いて金剛輪寺行基菩薩が開山、
一刀三礼、拝みながら彫刀を進めると木肌から一筋の血が流れ落ちた、

観音様に魂が宿ったとして、菩薩は彫刀をやめ粗彫りのまま本尊として安置された、
これが「生身の観音さま」として大事にされたゆわれがある、天平期の秘仏
本堂前の血染めの紅葉、異様に赤い、

もう二度と来れないだろう湖東三山、ご開帳されていてほんにラッキーだった、
最後の訪問、百済寺、ここも古い聖徳太子の御縁起で作られた、
百済からの帰化人が多く住み着いた、
下半分の根が付いたままの巨木に十一面観音さまを刻まれたことから、
植木の観音様と呼ばれている、

全高3・2m歴史は古い、
わが町坂下にも立木観音が恵隆寺にある、
やはり根のついた巨木に十一面千手観音が彫られたものだ、

全高8・5mあり、日本最大級の観音さまだ、大同8年徳一菩薩が安置したと伝えられている、
坂下から滋賀、湖東まで来た、お天気に恵まれ、紅葉のもどうにか間に合った、
宿は、ホテル京都エミナース娯楽施設をともなった大衆ホテル、
温泉も大きい、露天風呂もサウナ風呂もあった、私にとっては申し分ない。
明日は京都の紅葉名所を訪れる、素晴らしい写真が撮れればいいが、、、