何故か早くに目が醒めた、致知を読みはじめる、
安岡正篤先生の「素心規」が目に入る、
1 禍か福か、福か禍か、人間の私心でわかるものではない。長い目で見て、正義を守り、陰徳を積もう、
2 困窮に処するほど快活にしよう。窮すれば通ずる、又通ぜしめるのが、自然と人間の真理であり教である、
3 乱世ほど余裕が大切である。余裕は心を養うより生ずる。
4 世俗の交は心を傷つけることが少なくない。良き師友を得て、素心の交を心掛けよう。
5 世事に忙しい間にも、寸暇を偸んで、書を読み道を学び、心胸を開拓しよう。
6 祖国と同胞のため相共に感激を以って微力を尽くそう
今月の特集は人生信条を持つである、心に太陽を持て、唇に歌を持て、苦しんでいる人、悩んでいる人には
励ましを「勇気を失うな、唇に歌を持て、心に太陽を持て」
茶道裏千家前家元千玄室、山折哲雄氏の対談が為になった千さんは一椀からピースフルネスを、一椀のお茶を持って
世界中の方とお話しをして日本を紹介した、山折さんは在る時から早朝に起き、
一時間ほど座禅を組み瞑想にふけることを習慣にした、
また出迎え三歩、見送り七歩を心掛けていると言う、
千さんはこの事は茶人の川上不白の「不白筆記」に送りドラということが書いてある、
送る時は路地を出られたという頃をみてドラを鳴らす、跡の印象を綺麗にする事が大切と言っている、
このことは先日、佐原先生も
言っていた、迎え三部、送り七部の心構えが大切だ。
料理評論家の山本益博氏はイチロー選手を長年見てきた、
フィールド完璧主義者で所作が計ったように同じである事を指摘
ベンチから飛び出し19歩から20歩で白線をまたぐ、そして守備位置のライト方向に走るが40歩目に走りを緩め、15歩歩いて
定位置に着く自分では意識してないが決まってそうなるという職人技だ。
こうして見ると毎日一定の事をかかさない事は、生活にリズムを作る事になる。
生かされている身は大切に感謝を込めて生きていく事を実感した。