9月8日(木) JSERA理事会


昨日は3時からの監査を控え、時間があったので上野の国立博物館へ直行
空海密教美術展」を見に行った
9月25日が最終日で30分程の待ち時間、日傘をさして並んだ

空海は日本に始めて真言密教を伝え、以後、仏教に大きな影響を残された
この展示会は、4章構成で空海とゆかりの密教美術が見られる

1章は空海の人となりを紹介した自筆の書などが主だ
2章、入唐求法(にゅうとうぐほう)、遣唐使に混じり唐に渡って密教の全てを修めてくる
   中国から持ち帰った絵画、仏像、工芸などが展示されている
3章、密教胎動、いよいよ空海の活動が始まり寺院、仏像の造営、書物等を多く示された神護寺高野山、東寺など
4章、法灯、受け継がれた空海の息吹、9世紀の作品を中心に密教美術品、立体曼荼羅が展示されていた

日本密教の祖、空海密教宇宙を絵画などに著わし民衆の心を捉えた
いわゆる曼荼羅図だ
船一杯に詰まれた仏像や経典は、その後の日本仏教に影響を与え、一気に広まっていく

多くの寺院もこの頃から建造される、当時、最澄天皇の信頼厚く平城京に多くの寺院を建てた
空海は20年の約束で唐に渡ったが2年で多くを学び帰って来る、都には入れず九州で許しを得るまで過している

一方、徳一は会津に法相の教えを広める覚悟で都を離れる
徳一、最澄空海の思想がぶつかる
5月に京都を訪れた時、東寺を見学したが一番有名な立体曼荼羅、五仏、五菩薩、五大明王など21体の仏像が安置されている
ものは見ることが出来なかった、今回はその内8体の仏像が曼荼羅として展示され荘厳な仏像界を体験できた

3時から監査にあたり、諸帳簿を拝見したよく整理され、新会長重森さんのご努力で昨年赤字が大幅に改善され
黒字になった
10月の全国大会に提出される
夜は役員方といっぱいやり、四方山話に花をさかけた
両国ホテルに一泊し、JSERA理事会に望んだ