12月8日(日)利休にたずねよ、映画鑑賞

2時半起床、今日の予定は、朝1番にそばを打つ、
軽く朝そばを食べ、喜多方アートぶらりを見て、
米沢へ、大峠に差し掛かると雪が降ってきた、
だんだん酷くなって遂には圧雪状態になる、
ノロノロ運転になって来た。
11:55の映画を見る予定にしている、このままでは間に合わない、
危険を承知で追い越す、峠を下って来たら雪は無くなってきた、
それでもギリギリに着いた、

待合室は満員の混みよう、
各地のイベントも終わり寒いし映画鑑賞が一番なんだろう。
会津の人もチラホラ、若松当たりに有れば最高なのだが、残念だ。
映画は文化のバロメイターなのだが、若松から映画館が消えて久しい、

最後の親子共演している、利休にたずねよ、断片しか知らなかった利休の事、
茶の湯を極め、美への探求で簡素な茶室や一輪の花、
侘び寂びを極めた表現は多くの人を魅了し、秀吉の怒りに触れる、

愚かな秀吉は利休を切腹に追い込む、
会津には、利休の子、小庵が氏郷によってかくまわれた、
お城には小庵が建てたと言われる麟閣が残っている、
後に家康と相談の上、秀吉に許しをこう、再び京都へ帰る、
千小庵は利休の後を継ぎ、今の茶道が確立されたのである、
表、裏、武者小路、茶の心は日本伝統の侘び寂びを大事にして一服茶に心が和むのだろう。

團十郎海老蔵の親子共演、今は亡き團十郎が懐かしく思えた。

小野川温泉へ行く、200円で入れる共同浴場だ、天然温泉掛け流し、
水と半々に流れてくる、42度に矯正されている、
熱い時は46度ぐらいの時もある、
柔らかい湯で熱くても痛くないのが不思議だ。

十分に温まると冷めない、入って来たお爺さんと話す、
爺さん曰く、ばあさんを2年前に亡くしたそうだ、
独り住まいで寂しくてたまんねぇ、
話す相手がいなくてテレビと話しても味気ない、

居なくなって始めて知ったよばあさんの有難さを、とこぼしていた。
俺もそうなるのかなぁ、と考えさせられる。