7月27日(火) 風間会長、中野幹事の慰労会



ロータリーは一年交代の役職、風間会長、中野幹事は精力的に職務をこなされ
佐藤健一会長、樫内幹事へとバトンを渡された
今日はその慰労に感謝しての例会、熱塩温泉叶屋さんで行なわれた、ここの温泉は
歴史も古く600年は続いている、古刹示現寺がある
示現寺は会津曹洞宗大本山である、坊主がなまぐさで
も少し修業を積んで
まともな説教と座禅のコースなどを売り物にすれば、熱塩も潤うと思うが如何であろうか
少し早めに行き、露天風呂で「ある明治人の記録」を1時間ほど読んでいた
贅沢な話だ、温泉を独り占めにして大自然の中で本を読む
先だって立命ワンゲルOB連中と下北を旅行、むつ市を訪れた、
明治の4年ここに夢を抱き、1万7千人の会津藩士が移住した、不毛の地、極寒な冬、辛酸な生活を
強いられ多くの人が亡くなった
柴五郎はその中の一人で自分の生き様を綴った記録がある、その本が「ある明治人の記録」である
幼くして母や姉妹は自害し、敗戦後は斗南に父、兄と共に移り地獄を見たであろう経験が書いている
会津人の気質が表れている、
風間会長は70歳、古希を向えての会長よくこなされた、
特に司馬遼太郎の「21世紀にいきる君たちへ」の読書コンクールは多くの感動を与えた
市からも感謝状を頂き、今年も継続事業として行なわれる
84回の例会も無欠席で会長挨拶もユニークであった
幹事中野君も大きな仕事をした、ロータリーの会長幹事を経験したものは
一回りも二回り大きくなる、人間にまろみが出てくる
喜多方ロータリーの歴史に残る会長、幹事であった
山口信也市長も会員で時間を割いて出席された、
荒削りの市長ではあるが真実味があり、信頼されている
気さくで、威張る所が無い、庶民派である、
合併喜多方はぐるりの町村に気配りをしないと幾ら偉ぶってもダメである
和気藹々の慰労会は吉原喜佐久親睦委員長の采配で幕を閉じた
ご苦労様でした
啄木のCDを聞きながら家路に着いた
かにかくに、渋谷村は恋しかり
おもいでの山、おもいでの川

ふるさとのやまにむかいてゆうことなし
ふるさとのやまは、ありがたきかな・・・