11月16日(水) 致知を読む

今年で何年になろうか、致知を購読している
今月号の特集は孔子人間学
紀元前551年に孔子は誕生し73歳までの生涯を弟子の指導に当たった
その時々の教えを弟子たちが記したのが論語である

中国文学者、守屋洋対佐久協(やすし)の対談どちらも孔子研究者の第一人だ
対談孔子伝は改めて孔子像を知ることが出来た

孔子は3歳のときに父親は亡くなり母親の手で育てられた
吾十有五にして学に志す、
独学で勉学に勤しみ出世の道を探っていた
24の時は母を無くし孤独の身になる
三十代で立つ、政治の道に志し出世をする、しかしあまりの立身出世に妬まれ
失脚を余儀なくされる

苦労人孔子は諸国を説き歩き3000人を超す弟子ができたと書いてある
四十にして惑わず、孔子は吾が主節を貫く哲学者になり弟子の育成に努めた

五十にして天命を知る
天命を知るとは、天の意思を自覚する、使命感、宿命論を確立し
論語の教えとなった
孔子の表舞台は僅か4年間しかなかった

天を怨まず、人を咎(とが)めず、下学して上達す

逝く者はかくのごとくか。昼夜をやめず

その人となりや、憤りを発して食を忘れ、楽しみを以って憂いを忘れ、老いの将に至らんとするを知らざるなり

人よく道を弘む。道の人を弘むにあらざるなり

巧言令色すくなし仁

剛毅木訥は仁に近し

徳は孤ならず、必ず隣有り

歳寒くして、然る後松柏の彫(しぼ)むに後(おく)るるを知る

死生、命有り(顔回)=生死は天命によるもので、人の力ではどうすることもできない

人の己を知らざるを患(うれ)えず、人を知らざるを患(うれ)う

学びて時に之を習う、亦楽しからずや。朋遠方より来る、亦楽しからずや。人知らずしていきぞおらず、亦君子ならずや

老者は之を安んじ、朋友は之を信じ、小者は之を懐けん

徳ある者は必ず言有り

義を見て為さざるは勇無きなり

自ら反みて縮(なお)くんば、千万人と雖も吾往かん

君子は言を訥にして、行に敏ならんことを欲す

賢を見て斎(ひと)しからんことをおもい、不賢をみて内を自ら省みる


福沢諭吉は「一身独立して、一国独立す」独立した個人こそが国家を支える基盤となる、という考え

昨夜の北朝鮮、強かった終始守勢に回り、攻撃のチャンスも僅かしかなく
1点に泣いた、ピョンヤンでは勝った事なく、北朝鮮の熱狂振りはただものではなかった

TPPの国会、自民の攻撃は戴けない恥部を晒すのみで、良い印象はなかった
みんなの党が台頭し民主と組んで政権奪取に向かう様な気がする

常務は仙台へ行く、アシックスの展示会、仕入れは任せているのでしっかりと商談して欲しい