11月10日(日)冷たい雨の日

3時半起床、今日の予定を考える、一日雨模様の予想、
イベントも多い、雨降りの日は映画が一番、
調べたら「おしん」「そして父になる」がやっている、午後2時からおしん
4時半からそして父になる、連続で見れるので今日はこれに決めた。

9:10に喜多方に着いた、美術館は10時開館、
体育館では農業祭が行われている、以前にも行ったことがある、
JAが主催しているのか、
近郷から越冬野菜、果樹が所狭しと並んでいる、
掛け声も朝一番で元気だ、
買ってがんしょ、んめぐって、安いがら、
試食を差し出す、
んめなぁ、これくなんしょ、會津弁が飛び交う朝の会話、
両手いっぱいの買い物になった。

最近、喜多方は活気がある、
イベント慣れして、農家の人も商人に負けない。

部落共同で味噌を作ったり、漬物を作ったり、
この日の為に一年掛けで作るそうだ。
昨日、今日と行われ、
大変な売り上げを作ったであろう。

10時5分前に美術館へ移動、並んでいる、
高橋まゆみさんの人形展は、
評判を呼び、各地から来ている、
すでに1万人を超えたと新聞報道された。

高齢者割引は無いが500円と安い、
紙粘土に布を絡ませて作る、表情が素晴らしい、
素朴な農家の風景にマッチした老夫婦や子供を題材にしたものが多い。
何と言っても顔の表情が見事、下から覗いては笑顔で挨拶してた。

これほどの出来栄えは始めてお目にかかった。
ほんわかとした気分を味わった。

11時ごろ大峠、雨に濡れた紅葉、霧が立ち込め、山々を覆う雲
なんと美しいのだろう、綺麗だなぁ、きれいだなぁの連発だ。
今年はこれが見納めか、
そんな話をしながら、小野川温泉へ、

小野小町ゆかりの小野川温泉、村の温泉は200円で入れる、先客2名、
挨拶交わして湯に浸かる、
ここは通常42度、熱い日は46度までになる。
湯と水の二連で矯正している、
地元の人に言わせれば、ここは熱くても痛くない、
湯が柔らかいという、そう言われるとそう感じる。
30分ぐらい楽しんで、温泉卵を買い、映画館へ向かった。

おしんは、少女編、加賀屋へ奉公に上がり佳代とのいざこざ、
大女将の優しさ、修造との出会い、バッちゃんとの死別、
テレビの凝縮版だが
それなりに面白かった。

続いて「そして父になる」赤ん坊を取り違えたことが判明し、
両親の葛藤、裁判、看護婦の嫉妬からでかした仕業、でも時効で罪は問えない。
子供を取り替えて生活するが、うまくいかない苛立たしさ、
最後はお互い、間違えた子であっても、
自分の子として育てることに暗黙の了解を得るところで終わっている。
複雑な思いはするが、実際にあるようなドラマだった。

終わったのが6時を回った、喜多方で夕食でも食べて帰るか、
勇偉の誕生日サービスハガキがあるという、これで一人前は無料になる。
「まるやま」は太っ腹、
こうして家族の誕生日を出しておけば返信でおめでとうハガキが届く、
今回は私の誕生日と家内のを出して置いた、
まるやまは材料を吟味しているので何もかもが美味い、
ご飯とキャベツはお代わり自由ときている。
何時もであれば、お代わりするのだが今夜は満腹で遠慮した。

商売繁盛には、他店と違う独自の仕掛けをしないと繁盛しない、
まるやまのアンケートには、
いつまでも変わらむサービスをお願いしますと書いておいた。*\(^o^)/*