6月19日(日)石原慎太郎著「天才」を読む

2時起床、Facebook、メール、NHKオンラインをチェック、
昨日は分区ロータリー新旧会長幹事会懇親会に出席、会長幹事を勤めあげられた方、
7月から会長幹事を勤める方、悲喜交々の交代劇だ、
分区のガバナー補佐を勤められる遠藤久さん年間100日はロータリー漬けになる、
午前中は分区ガバナーを集め4時間のレクチャーを受けて来たという、
会員拡大が最大の使命、例会も毎週ではなく月に2回でもよくなりそうだとか、
入会金は要らないとか、元来ロータリーの理念が貫かれなくなって来ている、
裾野を広げるとそうならざるを得ないのだろう、
サロン的お仲間クラブに変貌してしまうのか、
ポールハリスは天国からどう見ているのだろうか、、、、
地区の役員をしているが10クラブの会長幹事のご挨拶は一人も無かった、
こちから出かけて行ってご挨拶するような玉はいないので、
隣の斎藤純一君、向いの磯目基嗣君と世相を話していた、
佐藤治良さんもミスターロータリアンなれど挨拶に来られることもなかったようだ、
順番で回ってくる会長幹事も1年間我慢して職を全うする事以外思ってないのだろう、
私の賞味期限も迫ってきたのだろう、

石原慎太郎田中角栄の事を書いた「天才」を読んでいた、
田中角栄尋常小学校しか出てない、生きる事にしがみつき東京へ出て来る。
彼の生き様を見ると何事にも真剣そのもの、見方、考え方が普通の人間とはちょっと違ってた、
石原慎太郎はこれが最後の仕上げと悟ったのか、
エラく真剣に田中角栄に成り切って階段を上る角栄を描き切った、
国会議員に立候補して辣腕ぶりが発揮した、田中角栄
議員立法も40本はくだらない、
日本列島改造論をぶち上げ、日本国の隅々まで血液を流す、新幹線も通す、
田中角栄に舵を任せたらバラ色の国政が開ける、
財界も議員も田中角栄の子分になった、

中国との国交樹立もアメリアの頭越しに成し遂げた、
まさに電光石火の勢いがあった、
石原慎太郎に言わせれば天才政治家なんだろう、
一時は反抗して政治団体を作ったが角栄様には歯が立たなかった、
戦国時代なら信長、秀吉の快進撃に匹敵する、
妬まれていた角栄さんロッキード問題が浮上、立花隆文藝春秋に連載、
角栄さんにとって5億円のお金は端た金、
どこからどう入ってどう出て行ったのか知るすべも無いはずだ、

国政選挙に使う金は300億とも400億とも平気で使ってた、
企業献金も集金力はピカイチだった、
だからと言って依怙贔屓は一番嫌いで正義感の強い政治家だった、
選挙は議員に取って登龍門、勝たねば何する事もできない、
角栄さんは全てを知ってた、あと一歩という候補者には湯水の如く配った、

一連の出来事は誰かが仕込んだ罠とあしらっていたが裁判では贈収賄と認定され
その後の裁判が長引いた、その後の2回の選挙もトップ当選、
田中角栄を信者とする有権者は先生がお金で悪い事をするわけが無いと固く信じている、

出る釘は打たれるのか、
もう少し角栄さんを大事にしていたら世界が羨むような日本国は目の前にあった筈だ、

今回の参議院議員選挙、焦点は経済問題にすり替えられているが、
一番の問題は、安保法制、集団的自衛権の行使、憲法解釈変更、
憲法改正に繋がる大事な選挙の筈、
安倍さんは共産党を矢玉に上げ醜いアジ演説を繰り広げているが、
これに乗ってはいけない、憲法第9条は守らなければならない。