6月18日(土)「天才」田中角栄を読む

田中角栄を描いた、石原慎太郎著書『天才』よくぞ調べ上げたなぁと感心する、
石原慎太郎は、田中角栄に成り切ってこんな事を言いたかったのだろうと書いている、
あくまでも小説だ、
尋常小学校しか出てない新潟西山町出身の田中角栄は人の何十倍も努力して
人生如何に生くべきかの階段を登りつめた、
稀有な人だ、
国会議員になっても自論を打ち立て決して曲げない、
40本の議員立法を出した、
日本列島改造論を打ち立て新幹線を張り巡らせ、景気の底上げを図った、
中国との国交樹立、これ程までに国の将来に立ち向かった政治家はいなかった、
日本の悪い習性は、出る釘は打たれる、寄ってたかって田中角栄を晒し者にした、
石原慎太郎はよく知ってる田中角栄は只者に非ず、
もし無かりせば、今の日本の繁栄はなかった、
この天才という本は裏の裏を知り尽くした石原慎太郎の渾身の小説だ、

中国の副総理訒小平来日の折、目白に立ち寄った、
彼曰く、「水の飲む時、井戸をほった人の苦労を忘れない」
中国との国交樹立は田中角栄の力だ、
まだ読み終えて無いが、当時の政局を思い出しながら真実は何だったのか、
派閥の領袖は集金能力が無ければ勤まらない、選挙がある度に300億のお金を動かしていた、
その中の5億など記憶に留まらないほどの金、
田中角栄は自分為にはお金を使ってない、みな人のために使ってた、