8月16日(土)女たちのシベリア抑留

3時半に起床、オンデマンドで太平洋戦争のドキュメントを見ていた、

女たちのシベリア抑留と言う番組だ、
戦後69年経ってやっと語り出した真実が語られている、

終戦後、旧満州などにいた日本人60万人がソ連に連行され、
強制労働を課されたシベリア抑留。
その中に多くの女性も含まれていた。

従軍看護婦や、逃避行を続けていた居留民などが、
日本軍と一緒に拘束されたのである。
女性たちの中には、
戦犯とされ10年以上の抑留を強いられた人や、
帰る場所がなくソ連国内で生涯を終える人もいた。

今までほとんど語られることがなかった女性抑留者の存在。
その苦難の歴史を証言でたどる。

知らなかった、シベリア抑留がこんなに悲惨なものだったとは、、、
マガダンは、囚人の墓場とまで言われた鉱山があった、
スターリンは捕虜に一日1.5トンの採掘を課していた、

極寒の地マガダンでは、栄養失調、過酷労働で死者は累々と積み重ねられた、
そんな中にも女性の存在が、、、
女性捕虜の存在は知らなかった、367人の女性が捕虜として連行された、
102人は帰国、110人は中国に、155人は収容所へ、
満洲からの脱出には、多くの悲劇があった、
足手纏いになると言って、校庭に子供を集め母に殺させた事実、
子供も知っての事か泣きじゃくりながら、
痛くないように、殺してね、と頼み込む姿。
従軍慰安婦の高亀カツエさんは、毎日が死との隣り合わせでったという、
看護婦は最後に青酸カリを渡され死を覚悟で日々を送ったと言う。

このドキュメントはNHKに残っている、一度は見て置くべき記録だ、
戦争が招いた悲劇、69年経って戦争経験者が初めて話し出した真実、

ほんの一部の人間によって起こされた戦争、
二発の原爆で広島、長崎は一瞬にして焦土となり、
被曝を受けた市民は原爆病と戦いで苦しんでいる、

戦争は二度と絶対に起こしてはいけない、
集団的自衛権憲法を解釈変更する事を閣議決定した、
9条は日本国の宝なのに、変えてはいけない条項なのに、、、、
69年間かかって平和日本を掲げて来たはずなのに、
安倍総理は日本だけがいい子に成ってる訳はいかないと言う、
これでは、戦争は絶対に無くならない、

日本ができることはやはり戦争を放棄し、
世界平和を作る先魁とならねばならない筈なのに、

波のむこう〜浪江町の邦子おばさん、ドキュメント記録映画
ロンドン在住のディレクター三宅響子が、母の故郷・福島県浪江町で、
原発事故に翻弄された親類の姿を追った。
幼いころ、里帰りの度に温かく迎えてくれた叔母・朝田邦子さん。
町からの避難を余儀なくされ、結婚式場や葬儀場、
ベーカリーなどを営んでいた生活の基盤を失った。
町議会議員だった大伯父・渡邊文星さんは、
離れ離れになった町の人々の帰町の可能性を考え、
悩み続けている。生活を奪われた親類の声を丹念に聞いていく。

浪江も小高も、大熊、双葉、富岡が東電恩恵を見ていておらが町にも、
原発が欲しいとかなりの誘致運動がなされた、
土地買収にあと何人で原発を誘致できると騒いでいた事も事実だそうだ、
事故後死の町に成って、帰れない今、
天国と地獄を同時に見て町民は戸惑っている、
避難している人、2万人は全国に散らばっている、
なみえ焼そばだけが一人歩きしている、
賠償金は支払われて居るが、将来どうするかと言う夢が描けない、

一方、東京では原発事故など解決済みと思っている人が多いと聞く、
風化されて、忘れ去られて、被災者も怒りをぶつける先が見えない、

人間は愚かな生き物で喉元過ぎれば、原発の再稼働に舵をを切ってしまう、
この地球上から人類がなくなるまで悪さをしまくるのだあろうか、

邦子おばさん夫婦がカラオケで歌う「ふるさと」涙が止まらない、
浪江は世界一素敵な町なんだ、
もう一度浪江で商売がしたいと再起の準備にとりかかっている、