12月19日(月) 坂の上の雲を見る

3年間に渡り放映されてきた坂の上の雲も来週を残すまでに来た
大国ロシアと如何に戦ったか、司馬遼太郎の目で克明に時代考証をあらわにした

203高地の攻略、奉天の戦い
陸戦では何故かロシアは優勢を保ちながら
退くという奇妙な作戦に出る

好古のコザック騎馬隊のと戦い、全ては背水の陣をとり戦い抜いたのだが
これ以上の戦いは出来ない所でロシアは引いた
謎は深まるばかりだ

バルチック艦隊の進路をめぐり、真之は太平洋を廻る可能性を考慮に北上を
東郷に示唆する

この辺が見所、ドラマでない現実を司馬の眼は捉えている
来週は大海戦が始まる

明治の日本は欧米からの侵略に戦い続けた
アジアの国々は日本が正義を貫き大国ロシアの侵略を阻止する行為を見ていた

アジアを守ったのも日本だが植民地政策を取ったのも日本
軍事大国を目指し軍備の増強をはかり
軍国主義へと走っていってしまった
太平洋戦争は日華事変を起こした関東軍の正義の無い戦争をした結果だ

未曾有の災害が起き、世界は大不況を惹き起こしかねない状態に来ている昨今
日本の取る道を国民一人ひとりが考える時に来ている

致知を読んでいた
村上さんとオイスカ総裁の中野良子さんの対談
オイスカは50周年を迎えたボランティア団体
JC時代に佐藤君がオイスカで海外ボランティを経験した事があった

海外ボランティアを積極的に行い、多くの国から感謝されている事が分かった