1月24日(火) 開拓者たちを見る

 何故か今日も1時半には眼が覚めた
夕食を食べ、ニュースを見ていたら眠くなって8時には床に着いた

正月の特別番組、開拓者たちをオンデマンドで見た
4回シリーズで今回が最終回、
実際にあった満州開拓者たちをモデルに作られたドラマだ

当時の満州千振開拓団は日本の小作農民で溢れた農民が夢を抱き多くの男女が渡った
中国満州から勝手に土地を借り上げ関東軍が護衛して開拓は始まった

肥えた土地は何を作ってもよく出来た
一方、領地拡大に奔走していた関東軍は中国に戦争を仕掛け次々と日本化をしていた

盧溝橋、日華事変、終いには欧米と戦争をするハメになってしまった
敗戦色濃く、開拓地へも紛争が起こり20年8月に終戦を迎えるがロシアの猛攻で
開拓者は命からがら逃げ延びた、この辺のことはドラマの途中に証言者が語っている

57万人もシベリアに抑留され多くの犠牲者がでた
千振開拓者は日本に帰るが戦後の日本は皆が食うや食わずの状態
実際に帰る所もなかった
政府から払い下げを受け那須に開墾することになる
火山灰の那須は作物がならず、酪農のみがどうにか見込みがあった

金も無く、牛も買えない、陳情を重ね漸く資金の目処が立つようになった
20年の歳月が過ぎ
那須の千振開墾が実りドラマは苦労の出来事を描きながら終わった

日本の開墾は千振から始まったことをドラマは語っていた

テーマソングは「いのちの歌」竹内まりやが歌っている
こころを打つ歌だ

生きて行くことの意味
問いかけるそのたびに
胸をよぎる愛しい
人々のあたたかさ

この星の片隅で
めぐり会えた奇跡は
どんな宝石よりも
たいせつな宝物

泣きたい日のある
絶望に嘆く日も
そんな時、そばに居て
寄り添うあなたの影

二人で歌えば懐かしくよみがえる
ふるさとの夕焼けのやさしいあのぬくもり

本当にだいじなものは隠れて見えない
ささやか過ぎる日々の中に
かけがえのない喜びがある

いつかは誰でも
この星にさよならをする時がくるけれど
いのちは継がれてゆく

うまれてきたこと
育ててもらえたこと
出会ったこと、笑ったこと
そのすべてにありがとう
この命にあるがとう

このドラマにぴったりの歌だ
2.3年前の朝ドラ「だんだん」のテーマソングでもあった
この曲は長く愛されるだろう

年賀はがきの当選番号を調べた
4等、切手シートが10枚当たった