4月3日(火) 喜多方RC例会、山口信也市長のスピーチ

 
昨日は月曜日、10年以上も定休日にしていた。この4月、5月は休まず営業をする事を決め
最初の月曜になる、お客様は来ないかと思いきや、結構なお客様が来店し安堵した。

学校で揃えなければならないものが優先し、ついでにお買い得があれば購入されていた。
高齢者でGG、BGを求めに来店された方も遠くからお出でになった。

会津は雪国、昔から秋には冬に備えて越冬用品を買い、質素に暮したもんだ。
農家は手内職をして、小遣い銭を稼ぎ、商家では薄商いの中で雪が解けるのを待っていた。

春になると一斉に活発になり、生産力も旺盛なる、残ったお金も使い出す。
こんな生活が何百年も続いた、今では大型店がこれでもかこれでもかとチラシを撒き購買力を漁っているが
会津の環境はそれほど変わらないようにも思えるが・・・

野田総理は税と社会保障の一体改革を不退転の覚悟で望むと息を巻いている、消費税10%にする増税政策を
閣議決定し国会に挙げるらしい、ある本に書いてあったが、イギリスが「ゆりかごから墓場まで」と言って
税金を上げたら、企業は国外にいってしまい、優秀な人材も税金の安い国に移住したらしい。

その為、イギリスは植民地の香港よりも酷くなり、大騒ぎになりサッチャーが登場して金融の自由化を引き
世界のマネーを引き寄せる事に成功した、税金はシビアに反応する、税収を狙っての政策が税の落ち込みを招く事も
あると言う歴史が物語っている。

明治の富豪、渋沢栄一は「入るを量りて出るを制す」税収に見合った予算を組んだが、人気取りの議員に
総スカンを食い、官界から去ることになった。

公平の原理から言えば、一人一票の投票権で委託するのだから、税金は一律一割で賄うのが筋ではないのかと言っている。
こうすれば、税金が安く世界中から富豪は押し寄せ、国も潤うのではないか。

昔は生活保護を貰う事に憚ったが、いまは堂々と役所に押しかけ生活保護受給を勝ち取っている、大阪なんか18人に1人の割りで
入りというじゃないか、日本中がこうなったらお金がいくらあっても足りない計算になる。
橋下市長が苛立っているのも分かるような気がする、働かざる者食うべからず、これが基本に無ければ国は滅びる。

政治家は人気取り、票集めに躍起になり、出鱈目のその場限りのばら撒き予算を組んでしまう。未来の事など知らん顔だ。
今日の山口市長はどんな話をするのだろう。