8月27日(火)移動例会、叶屋

2時半起床、習慣とは恐ろしい、
目が覚めると決まって時計は2時半を指している。

読書の秋、過ごし易くなった分、本もじっくりと読める。
昨日から「死の淵を見た男」を読んでいる、3・11東電事故を
如何にして闘ったか当時吉田所長を先頭に繰り広げられたドキュメントを
門田隆将が取材した事を題材に書かれた本だ。

1号機、3号機の水素爆発、4号機の原子炉建屋が火災、
連鎖的に起こった第一発電所の事象、ニュースでは知らされていたが、
実際のとこ、東電が行った処置の事は詳しく知らされてなかった。

その一つ一つを時系列で書かれた本だ、
放射能の怖さを一番知っている東電社員、
決死の覚悟で事に当たっていた。

M9.0の大地震、直ちに運転停止の処置が取られた、制御棒が自動的に挿入された。
これで終わっていれば、大事故には成らなかった、問題はその後に来た大津波
10mの高台を有に超え、緊急時に発揮する発電所津波に呑まれた、
電源喪失、冷す事が出来なくなってしまった、温度上昇が始まり炉内の圧力が極度に上がる。
暗闇の中で一刻を争う核反応を如何に止め、
温度上昇を抑えて、、放射能漏れを食い止める、
どれ一つとっても難関で命がけだった。

正常であればクリーンエネルギーで火力の1/100という安価、
電力会社にとっては夢のエネルギーだった。

それ故、安全対策、テロ対策、地震津波
あらゆる災害に耐える対策が講じられていたはずだった。

想定外などと言う事は本来あってはならなかった、
利益を目的とする電力会社に委ねたことが事故の元であった、

2年6ヶ月経って、相変わらず場当たり的、
汚染水漏れがあちこちから出ている、
国際的にも非難轟々、
やっと国の責任で汚染水漏れを止める事を宣言した。
世界の学者は、一企業では到底できない事、早くに国の責任が問われて居た。

海外からも賠償問題が上がって来るだろう、
一説では300兆は下らないと言われてもいる。

されなのにトップセールスとか言って安倍首相は中東に原発を売り込みに行っている。
信じられない。

6時半より、熱塩加納温泉、叶屋さんでロータリーの暑気払い例会が会った。
早めに行って一風呂浴び、皆を待っていた、