12月17日(水)大荒れの天気図

2時起床、天気予報が気になり眠れない、

こんな凄い天気図は滅多にお目にかかれない、中心低気圧は968HP
猛烈な風と大雪が予想される、
北海道では学校が休校になったらしい、
ここ会津も深々と雪が降っている、風は無い、
今日も一日雪片付けが待っている。

司馬遼太郎さんの街道をゆくをオンデマンドで見ていた、
都合10回は放映されたはず、司馬遼太郎は語句の使い方上手い、
私見を交えた解説は、とても為になる、
けさは1988年放送の南蛮のみち、
フランシスコ・ザビエル種子島にやって来た事から始まる
司馬さんは、この街道をゆくで、今の日本という国を知るきっかけを、
旅をする事で探った。
土を踏む、風に聴く、声と出会う、時を見る、
国のかたちを自らの足で歩こうとした、
バスク人、ザビエルはフランスとスペインの国境小さな農村バスクで生まれる、
宣教師として種子島の砂浜にたどり着き、日本を紹介した。

一本の川が流れるように進んで行く、
もう一度ゆっくりと見ないと実感が湧かない。

それから、奥州白河・会津のみちを見た、
奥州の魅力は金が産出された事から始まる、八溝山がそれだ
8Cから9Cにかけて多くは産出された。
奈良の盧遮那仏も奥州の金でメッキされたという、

空海も渡唐する時、
ここ奥州を訪ね、金を携えて唐に渡った、
空しくゆき みちてかえる、と読んでいる。

それから会津に入った、会津の生い立ちは保科正之から始まる、
正之の会津藩の確立、御家訓を作る、
9代目の松平容保にその悲劇は始まる、幕府と共に歩んだ会津藩は、
京都へ守護職として出向く、律儀な容保は孝明天皇から宸翰を頂き、
死ぬまで肌身離さず身に付けていた、
明治も半ばを過ぎた35年に京都守護職始末で初めて世に出る、