7月6日(火) 八幡平樹海ライン−トレッキング−アスピーテライン







金田一温泉は座敷わらしの出る緑風荘が有名であったが火事に会い、
今は無くなっている。

今だ再建はされていない。
三浦哲郎(作家)が8年ほど滞在し、
多くの小説をここ金田一を舞台に書いている、
温泉街のあちこちに
看板が立っていた、
昨夜は15名の大宴会で和気藹々酒を酌み交わしていた。

本日のメーンは泰山の奥さんの実家でさくらんぼ狩りをする事である、
取り放題、食べ放題、
朝食後ではあったが
どうやら別腹のようで、
あまりの美味しさにダイエットを忘れて食べてしまった。

それでも袋一杯のお土産を戴いた、
10本ほどのさくらんぼの木はモズの大群にたかられたように
さくらんぼが無くなった

続いてご自慢の冷水(伏流水)へ先客が居てポリタンに何本も汲んでいた、
私は名水が大好きでわざわざ出かけるぐらいだ。

ここの水は硬水かも知れない、美味しかった、冷たかった、旨かった。

私は蕎麦を打つので硬水を汲みに、月に一度は出かける、
何万年の地層を潜り流れてきた名水は命の水に相応しい価値がある。
ご飯を炊いても味が違う、
コーヒーに使うと一番分かる、透明のように澄んでいる。

最後は従兄弟のさくらんぼ畑で
送るさくらんぼを取らせて頂いた、
ここは本格的で恐らく出荷されているところだろう、

迷惑旋盤の招かざる客なのだろうが奥さんの日頃の付き合いが
我々を迎え入れてくれたのだろう
大粒の佐藤錦が枝一杯、たわわになっていた、
サルになって食べたり獲ったり
子供時代にタイムスリップしたようだった。

一人一箱の約束が箱一杯に取り、二箱になってしまい、
夫婦は四箱、さくらんぼ取り名人は三箱半収穫をしていた。
この村の永遠の語り草になるだろう、
申し訳ないほど戴いた、大満足である。

昼食は八戸の八食センター
ここは多くの店がテナントとして入っており、
大層賑わっている300軒は入っていたであろう。

試食を食べていたらおなかが膨らみ昼抜きでもよかったが、
折角来たので海鮮丼を戴いた、美味しかった。
ここで一応解散となった、
八戸駅から帰る者、最後の旅を楽しむ者、ゴルフを楽しむ者、

私と泰山夫婦、中村先輩は八幡平ロイヤルホテルを目指した、
八幡平は高山植物の宝庫、雪解けと同時に一斉に花が開く

ロイヤルホテルは高原に建つ白亜の殿堂のように立派に建っていた。
駐車場は500台は有に留まれる、本日は6台ほどしか止まっていない。
ラッキー独り占めできる、

早速お風呂へサウナあり、露天風呂あり、
至れり尽くせりの三ツ星ホテル。

食事は浴衣は受け付けない、
次から次と絶品が運ばれる、

岩手山の山稜は実に美しい、
あかちゃんが上向けになって寝ているように見える。

深緑に包まれた八幡平は大昔から変わらぬ姿を見せているのだろう。

何となく徳をした気分に駆られた。
親父がアスピーテラインはこの世の楽園と絶賛していた事は本当だった、、、、