11月6日(金) 旨かった、旨かったの連続

昨夜は渋川問屋で高校17期卒業の無尽会が在った
なんと21名の出席があり、大盛況だ
人生後半になると、友が懐かしくなり星野君は東京と会津を行き来している
彼は京大を出て住友信託に就職した、支店長まではいかなかったが、実直な人柄
仕事においては万行されたのではないかと推測する
悠々自適な生活をしている者も居れば、まだまだやるぞと粋がっている者も居る
人生いろいろ、思うように生きればいい

昨夜の蕎麦は茹でる作業を私が厨房に入り、やらせて頂いた、茹でるにはコツがあり
蕎麦を入れたら蕎麦が踊るまで箸を入れてはいけない、蕎麦が切れてしまう
約40秒経ったらすばやくすくい、冷水に入れ、るめりを取る
つづいて氷水に浸し、大皿に盛る、蕎麦が光っている内に食べて頂く
水蕎麦、塩蕎麦を手伝いの庄司君に教えた、
旨い旨いと目を丸くして食べていた
これぞ桑原流そば食いの極意である、
皆、喜んでくれた、旨い旨い歓声、病み上がりを賭して打った隗があった
高齢者の趣味の一番は蕎麦打ちを覚える事だそうだ
私は独力で覚えた、玄蕎麦は会津坂下の物、挽いて貰うのは小熊繁三郎の5.2分挽き
湯捏、水回しは計量せず手の感覚で決める
伸すのはほぼ丸型、打ちを入れて伸す、細切りで長く切る
蕎麦は一週間に3日は食べる、健康によく、血圧も上がらない
昔から蕎麦は祝いの席にはつき物で、蕎麦口上を謳いながら頂いた
こんな生活を毎日出来たらと蕎麦打ちを覚えた、
お陰で多くの人に蕎麦だけはお褒めにあずかる
昨日もお褒めに預かり、
そんなに旨いならいつでもやりますよと言ってしまった

これからは病気が一番怖い、健康で長生きをするには、欲を張らず生かされている事に感謝して
自然と共生して生きることが大切だ、
本を読む楽しみ、写経をする楽しみ、花を育てる楽しみ、たまには世の為に寄付をし
他人のために尽くす、100歳を超えるまでは、このような生活をしていたい

健康で呆けないコツは頭と足を鍛え、
内臓に負担をかけない、腐るような物は食べまい
菜食と肉の割合は85対15、肉食は動物は避け魚を主とする
水は一日に1500ccを取る、牛乳は飲まない
早寝、早起き、酒、タバコはやらない、悩む事は極力考えない、
難しいことは何時までも考えずに諦める事が肝心だ、
桑原流長生きの術である