11月5日(金) 17期新蕎麦会

例年この節に新蕎麦会を模様している
本日は渋川問屋で行われる、なんと人数は22名になると言う
大変だ、3キロの蕎麦を打たないと間に合わない、今回は条件を付けた
私が蕎麦を茹でる事が条件だ、蕎麦は茹でるのにコツがいる
秋の夜長を旨い酒を酌んで楽しむ、皆が心待ちしている事だろう

腕によりを掛け、入念に打つつもりだ
今年の蕎麦は昨年に続き不作らしい、農家にとっては此処の所良いとこなしだ
地球温暖化で気候変動が起こり作物に多大な影響を及ぼしている
 
昨夜は阿部さんの通夜があり行ってきた、
奥様の御礼の言葉を記載しておく

   爽やかな汗と重なる感謝の涙
若い頃青春の全てを賭けたバレーボール・・・共に高みを目指して戦った者達が試合終了の合図と
共に笑顔で固い握手を交わした瞬間、そして商売を志した頃から始めたスキー・・・
滑り降りた雪山を見上げながら感じる心地よい風、そこにあるのは玉のように光る汗
「自分は不器用な人間、他の事は何も出来ない、だからこの道に全てを賭ける」
修業時代を経て24歳で会社を設立、地元に根ざした店舗を標榜し日夜努力をした
今在るアベスポーツは皆様から受けた賜物、夫カツ也は皆様に感謝の気持ちを持ち続け
29日に66歳の生涯を閉じました
一緒に歩んだ42年は走馬灯のように浮かんでは消え、精一杯頑張り家族を支えた夫でした
次世代が育ちつつあるなか、これからはゆっくりと皆様とふれあい人生を楽しみたいと言っていた矢先の
出来事です
夫の目に光ったのは・・皆様と共に感じてきた汗ではなく感謝の涙なのかもしれません
共に同じ夢を見て参りました者として夫に心から賞賛を贈りたい・・・・
あっぱれ・・・・そしてありがとう
                      阿部あい子


立派なご挨拶だ、阿部さんが42年間、一筋に歩まれた道程は分かるような気がした
あらためてご冥福を祈ります

私も今日から健康に注意し一日一日を大切に生きていく事を誓った
蕎麦を打つ時間だ