10月31日(月) 京都観光、比叡山延暦寺へ

昨夜の電話、赤ちゃん生まれたよ・・・
母子共に健康、良かった
勇人君に第3子誕生だ、おめでとう

紅葉にはまだ早いが京阪電鉄の定期観光バスに乗った
コースは三千院のある大原と比叡山延暦寺根本中堂、どちらも京の都から離れているので
思い切って行かないと見学できないところだ

大原は2時間半の自由行動、先ずは三千院
先だって慧日寺で行われた声明、仏教音楽を聞いたが
ここ三千院はその発祥地だった
創建は傳教大師(最澄)が比叡山延暦寺を建立した際、草庵を結ばれたのが始まりだ
ここは皇族、皇子が住職を勤められた宮門跡だ

阿弥陀三尊像が国宝で小さな堂内に燦然と輝いている
読経を挙げられていた、御朱印を戴き
般若心経をあげ手を合わせた
時間はたっぷりとあったので土井の漬物は大原が本拠

試食を頂いたがどれも美味しい。ここで土産を買い込み送って頂いた
何とした事かお金を払う時に、カメラを落としてしまい
液晶部分がおかしくなってしまった

半分が映らなくなり、いい写真が撮れない
ご利益を頂く所であるのに、何とした失態
まだまだ修行が足りない

最澄は多くの弟子を輩出した
教えは「一隅を照らす、これ即ち国宝なり」とある
苔むした境内はいにしえを偲ぶ趣が彷彿していた

実光院へ行く、天台宗魚山大原寺、勝林院の増院にあたる
鑑賞券には抹茶が付いていて朱毛氈の上で庭園を眺めながら頂いた
何と贅沢な事であろう、

ここには不断桜と言う物があり毎年晩秋から春にかけて花を咲かせる珍しい品種があった

続いて勝林院へ参拝、慈覚大師(円仁)が遣唐使として中国に渡り帰朝して古典音律を学び
声明音律として確立し今も続いている
火災に遭い、春日局(乳母)の願いで江の菩提として創建された脇待は不動明王毘沙門天が祀られている

最後は宝泉院、平安末期からの歴史を刻み五葉松の大樹は見応えがあった
ここも、抹茶を戴きながら庭園をながめていた

奥比叡ドライブウェを走り、延暦寺根本中堂へ行った
ここは御薬師様を祀っており、秘仏で見られなかった京都は親鸞法然の遠忌で多くの人が訪れている
4時半の新幹線で東京へ、家路には10時を廻っていた

多くのことを体験し、いい旅であった