2月16日(木) 日独協会へのメール

バーテン・ヴュルテンベルク独日協会様

バーテン・ヴュルテンベルク日独協会様が福島の為に3.11東日本大震災に多額の義援金1万5千ユーロをお送りくださること
吉原 輝よりお聞きしました。

遠くドイツより義援金をお送りくださること、誠に有難く感謝に堪えません。
間もなく一年が経ちます、小学校も除染が終わった所から帰る準備をしております。

義援金が届き次第、喜多方ロータリークラブで確かに受領しました、という寄付金受領証明書をお送りいたします。
貴協会のご要望である、「送られた義援金から税金等差し引かれる事なく、全額有効に使用されたこと」
「寄贈された楽器等には貴日独協会のシールを貼ること」「どこの学校に何をどれだけ贈ったのか、また
またそのことを書類にして写真付きで報告いたします。

寄付金を受け取り次第、早急に学校に寄贈品を届け、ご報告をさせていただきます。
どうぞ宜しくお願いいたします。

2012年2月16日

3年目になるだろうか、司馬遼太郎上梓、「21世紀に生きる君たちへ」の読書コンクールの感想文を審査した。
小学5.6年生を対象に募集した、確りと文脈を理解し、この本の狙いが伝わった文章も多く見られた。
人間は一人では生きていけない、他人を思うおもいやり、いたわり、やさしさ、をもって自己の訓練を積む事を司馬さんは
訴えている、司馬さんは歴史小説を得意とされ、多くを残したが
晩年、21世紀を生きる子どもたちへメッセージを残した。

薄い本だが長編小説よりも時間を費やしたと言っていた、ある小学校では教科書として採用し道徳教育に使っていると
聞いたことがある、一次を通過した23篇を審査した、5.6年生になるとしっかりと考える生徒ができてくる。

私は森信三先生を師と仰いでいるが、森先生は小学校の先生になる人を指導され、修身教授録に残された。
一番、感受性の強くなる年齢、確りとした教育を受けると表現力も違う、読んでいてある面、教師の差を感じてしまう。

今、一番大切なのは教師を教育することが課題だ、聖職と感じて教えられる教師を多く輩出しないと国は豊かに成らない。

今朝は2時に起床、感想文を一気に読み、審査した。