2月27日(月) 京都パートⅡ

 何時もの時間に目が覚めた、人生に悩んだら「日本史」に聞こう。
先般、致知で知った、白駒妃登美さんが上梓した本だ。

ユニークな発想で、歴史人を解析する、読んでいて、すこぶる面白い。
ジョン万次郎は、漂流から10年の歳月を経て帰国し、島津斉彬河田小龍坂本竜馬に影響を及ぼした。
薩摩藩には、蒸気船の製造を指導した。

竜馬が後に船中八策をまとめるが、内容は万次郎から習ったアメリカ議会が入っていた。
白石正一郎の事や、福沢諭吉のこと、興味深く書かれている。

7時半に朝食のおにぎりを頂き、市バスに乗って大徳寺へ9時からの拝観が主で散歩がてらに
あたりを散策。

目的は大仙院の枯山水の庭園、国宝の方丈、千利休の茶室、500年の歴史を刻んだいる。

2つの大きな蓬莱石が始まりで、脇に滝があり流れて二つに分かれる、枯山水なので想像の世界
途中に鶴亀の石、牛に準えた石、舟形石、方丈を取り囲むように庭が作られている。
やがては海に流れ、白砂が引き締められた一面の庭となる、あるのは沙羅双樹の数本木々、一日花の儚さを表している。

大仙院は見応えのあるお寺であった、禅寺は塔頭が多く、それぞれが思考を凝らしたお庭がある。
石田三成織田信長の御廟寺もあった。