10月1日(火)神戸で話す事

1時半起床、寝むく無い、明日から出張が続く、
3、4日は東北ミズノ会の総会が松島で行われる。
再編されて始めての総会になる、4日には石巻へ行って来る。
松村さんとこや木村さんの木の屋水産を見ている、
津波で大被害を受け、今年店舗、工場が建った。
その姿を見て来たい。

5、6、7日は神戸に行く、立命館大学兵庫県校友会総会があり、
被災県3県が招待を受けた、東日本大震災復興特別委員会が5日に開かれ、
その会議も開かれる予定になっている。

5分間のスピーチも頼まれているので書き留めた。

福島第一原発の今

▼呼びかけ
2011年5月以降、福島第一原発から海に流れた放射性物質の総計はセシウム137が20兆ベクレル、ストロンチウム10兆ベクレルに達し、国が認可した「年間放出管理目標値」の100倍を優に超える量が海に垂れ流されていたことが判明しました。
危機的海洋汚染はついにレベル3の事象に発展、9月から開始するはずだった福島沖での漁業試験操業も当面延期となりました。

廃炉作業を進める中、8月上旬に原子炉建屋付近の地下水へ放射性物質の汚染水が漏出し、海へ毎日400トンが流れ出ているとしてきた東電。そのうち高濃度放射性物質であるのは100トンと発表し、多くは漏出していないかのように矮小化させようとしていた論理はすでに政府の試算と異なり破綻。ついには国費を投じて凍土遮水壁で防ぐことが決定した最中、今度は汚染水を入れておくためのタンクから300トンが漏出していることが判明しました。目視のみでの確認のため漏出が判明したのは数日後。管理体制の不備もさることながら、タンク群の周りで水をせき止めるための堰を設けていたにもかかわらず、保安院時代からずっと排水弁を開放していたがためにまったく機能しなくなっていました。保安院の業務を引き継いだ規制庁も再稼働申請審査ばかりに力を注いでいるために汚染水対策には無策で、排水弁を開放を放置したがために、海へ高濃度汚染水が漏水するという体たらくぶり。そしてレベル3重大な異常事象に至りました。

地震発生
2011年(平成23年)3月11日14時46分18秒(日本時間)、宮城県牡鹿半島の東南東130km、仙台市の東方70キロ(英語版の記述に基づく)の太平洋の海底を震源とする東北地方太平洋沖地震が発生した。地震の規模はモーメントマグニチュード (Mw) 9.0で、日本周辺における観測史上最大の地震である。震源は広大で、岩手県沖から茨城県沖までの南北約500km、東西約200kmのおよそ10万平方キロメートルという広範囲すべてが震源域とされる[1][2][3]。最大震度は宮城県栗原市で観測された震度7で、宮城・栃木・福島・茨城の4県36市町村と仙台市内の1区で震度6強を観測した。

小泉元首相はある会合でこんな発言をしました。

経済界では大方が原発ゼロは無責任だと言うが、核のゴミの処理場の
当てもないのに、原発を進める方がよほど無責任だ。

首相の時代は大方が原子力はクリーンでコストも安いエネルギーという専門家の話を信じたが、東日本大震災が起きて、原子力を人類が
本当に制御できるか疑問を抱いた。

原発から出るエネルギーは本当に安いのか、事故が起きれば人体、農作物、地域へのリスクは計り知れず、原発ほどコストのかかるものはないと、多くの国民は理解している。

フィンランド映画で10万年後の安全という映画がある、
最終処分場を描いたもんだ、これまで蓄積された高レベル放射能物を
無害化させるまで10万年かかり、地下500mに9000tを保管する計画、
「オスカロ」を建設中、これも収納できるのは原発2基分だと言う。
2020年から開始される。

捨て場のない原発を経済成長に必要だからと言って作るよりも、
同じ金を自然エネルギーに使って、循環型社会を作る方が建設的じゃないか、

原発の必要論者は「将来はゼロにする方がいいが、今はダメだ」という、しかし、早く方針を出した方が企業も国民も原発ゼロに向かって
準備もできるし努力もする、研究もできる。

今こそ原発をゼロにするという方針を政府、自民党が出せば、一気に
雰囲気は盛り上がる、そうすると官民共同で世界に例のない原発に依存しない、自然をしげんとした、循環型社会をつくる夢に向かって、この国は結束できる。

私は正論だと思ってます、こんなむごい経験をした日本が今度は安全、安心だと言い切れる資格はありません。

毎日が危険な状態で作業をしている東電、政府は監督でプレーをするのは東電などと言わないで、政府独自の収束プロジェクトを立ち上げ
一日も早く安全な状態を作って欲しいもんです。

思っている10分の一も語れませんが、現実は非常に厳しいものがあります。ご静聴ありがとうございました。