7月5日(日)ハゲタカを見る

言わねばならないこと、で真山仁は吠えた。
 著書「売国」では特定秘密保護法を題材にした。
週刊誌で連載し、昨年秋に出版された。
法案があんなに早く通るとは思わず、不覚だった。法案に反対するつもりだったのに…。
 秘密保護法で味をしめた政権与党は、安全保障関連法案も数の力で押し通すのだろう。
国会で圧倒的多数を占めるのだから、民主主義のルールでは仕方がない。
ただ、やりたい放題できる仕組みをつくった議員を選んだのは、残念ながら国民。
大事なのは、次の選挙の時まで覚えていることだ。

 そもそも、法律は必要性があるから作られる。
なのに、秘密保護法も安保法案も具体的な必要性が示されないまま、政府が水面下で作り上げてきた。
内容も極めてあいまいで、とても法律とはいえない。
 安倍晋三首相は米国にいい格好をしたいだけで、実はあまり考えていないのかもしれない。
だが、一度できた法律は次の政権や機密を守ろうとする人たちが、いいように使うことができる。
非常に危ない。反対の声を上げないといけない。
 安保法案が成立すれば、自衛隊が最前線に行かざるを得なくなる。
法律という「武器」を持つことで、国際社会に「撃つ」と思わせてしまうのは損だ。
近隣諸国との関係も損なう。
 自衛隊は災害救助などで国民の信頼を得ている。
国際社会でも、そのノウハウこそ生かすべきだ。
それなら胸を張れる。けんかに加わる軍隊に生まれ変わるのは身をていして止めたい。
 戦争をする気はないのに、巻き込まれても構わないですよ、
と自ら手を挙げているような状態。
安保法案の国会審議をしっかりウオッチしないといけない。
たとえ法律ができたとしても、国民が「あの時の説明と違うじゃないか」と言えるようにするために。
 <まやま・じん> 1962年、大阪府生まれ。新聞記者、フリーライターを経て、
2004年「ハゲタカ」でデビュー。代表作に「マグマ」「雨に泣いてる」など。



土曜ドラマシリーズ真山仁の小説をドラマ化、6回シリーズ、
今朝はオンデマンドで
第一回、日本を買い叩ける
第二回 、ゴールデンパラシュート
第三回、終わりなき入札
を見た、考察力が凄い、外資系ファンドが銀行の不良再建も買い占める仕組み、
一貫して言い続けている言葉が、誰かが言ってた、
人生の悲劇には二通りしかない、
一つは金がない悲劇、
もう一つは金のある悲劇
世の中は金だ、金が悲劇を生む、

私も商人の息子、亡くなった親父がよく言ってた、
銀行はなぁ、手のイイ高利貸しだ、晴れた日には傘を差してくれ、
雨が降ると傘を突破がす、銀行の言うことをまともに聞いていたら骨の髄までジャブられる、
何事も腹八分め無理は禁物だってね、

前から約束してた山形へのドライブ、天童では紅花祭り開かれている、
今日が始まり、でも行ったら終わりに近かった、

近くの山寺まで足を伸ばし立石寺に参拝し、
次は飯豊町のどんでんゆり園へ向かった、今回で3度目になる、
花の咲き歩合で入場料が違う、本日は610円で最高の値段、
驚いた、立派な花が一面に広がってる、種類も多種、広大な山裾がゆり一色、