リオも最終コーナーに入った、昨夜もベットで寝たのは1時間半ぐらいか、
レスリング男子樋口黎20歳が決勝戦に進んだ、
ロンドンの試合を見て俺もあの一番高い所に上がってみたいと夢を見た、
4年間一心不乱にレスリングに打ち込みあと1つで一番高い所に到達する、
試合は樋口の優勢、前半2ー0で進む、あと3分で決着が着く、
休む事なく攻め込んだ、一瞬の隙につけこまれ3ー2と逆転される、
残り30秒、片足タックルするも時間は無情にも終わりを告げた、
終始樋口の顔からは笑顔が見られなかった、余程悔しかったのだろう、
日本側は終わり2秒前に人形を投げたが認められなかった。
樋口は4年後の東京オリンピックで一番高い所に上がると誓った、
頼もしい20歳の青年、彼にとっては銀メダルなどなんの値打ちもなかったのだろう。
他にシンクロ団体、見事銅メダル、
井村監督東京オリンピックでは一番高い所に上がってもらうと自信満々に公言した。
奇跡が起こった、400mリレー決勝、世界の錚々たるメンバーが登場、
日本チームは9秒台を走る選手は1人もいない、息を合わせる事、バトンの受け渡し、
これだけを真面目に練習して来たと言う、
第一走者山縣、第二走者飯塚、神わざでバトンが渡った、
第三走者桐生、これまでにない走りっぷり2位でケンブリッチ飛鳥にバトンが渡る、
隣はウサインボルト世界一速い男、ケンブリッチは必死に食らいつき2位でゴール、
なんてこった、一瞬目を疑った、日本初の快挙を成し遂げた、銀メダルが燦然と輝いて見えた。
バドミントン女子シングル日本初の銅メダル、奥原よくやった、
メダルの数はこれで22個、最高の出来栄えだった、