6月15日(土)齋藤文英個人演説会

2時半起床、一連のチェック作業、明るくなったら雨が降っている。
ここ10日間はカラカラで農家は悲鳴を上げていた、
やっと一息ついたようだ、
そんな訳でウォーキングは取り止め、庭の水もやらずに済んだ。

坂下の町長選も終盤、今夜は文英君の個人演説会がある、
何せ14年振りの町長選、疲弊した坂下をどう再生させるか腕の見せ所だ。
文英君は61歳、良くぞ勇気を出して立候補してくれた。

10年前と言えば、合併問題で国中がするしないで大騒ぎ、
合併特例債を頂くか自前で町づくりをするか、多いに揺れた、
坂下も柳津、三島、金山とほぼ合併が固まり最後の詰めで庁舎を
何処にするかで大揉め、
議員は坂下を離れるなら絶対反対、
合併しないことで決議してしまい、今に至っている。

会津西部の中核的な町づくりを目指していたが、合併ゴワサンで連携が保てず、
坂下は浮いた存在になってしまった。
その間、人口は1200人減り、成す事、総てが逆回り、
驚く早さで疲弊して仕舞った、
何せ一体感が失せ、協力体制が組めない、小出しのイベント、
坂下の未来を魅力的に描くことが出来なかった。

一方、柳津、三島、金山は過疎ではあるが住民が動きだし、
笑顔が輝く町づくりに着手、先日の工人祭りには驚いた。
全国から応募して審査に通らないと出店できない、
三島の一大イベント手作りもここまで行けば本物だ、

町中にもテントが溢れ、何万円もする蔓カゴが造作無く置かれ、
バンバン売れている。
私が見て驚いているのだから、相当なもんだ、
人を磨く、素材を探す、育てる、
町会社を上場させる勢いが欲しいもんだ。

坂下も素材が無い訳でもない、役場の職員は優秀だ、
坂下は家長性で嫡男は残る、
就職口も役場が一番、難関を突破し意気揚々と役場で働いている、
これを如何に活用するかだ、

文英君は町中に投資して、再生を図ると言っていた、
町を育てるのはこの街に住んでいる人の本気度しだい。

私なら町の有志を募り再生会議を組織する、
町長の思いをしっかりと伝え、町の将来を委ねる最高会議を開くべきだ。

住民一人一人が同じ方法に動いたら凄いことになる、
町長の覚悟はもとより、役場の職員もダメなら俺を首にしろ、
ぐらいのことを突きつけてもいい位だ。

文英君のメッセージは十分に伝わった、
他所からの借り物では本物にならない。
町の叡智を結集し、50年後の明るい未来を描いて欲しい。

雨模様だが、雄国沼のレンゲツツジ、駒止湿原のワタスゲ
高清水ヒメサユリ、西会津のオトメユリ、樋口君の書家展もある。
久し振りのドライブにでかける、、、
百聞は一見に如かず、というじゃないか