11月1日(土)花ホテル講演会へ

1時40分起床、Facebook、メールのチェック
電子本で軍師官兵衛を読んでいた、テレビを見て本を読むと情景が浮かび、
読んでいて良くわかる、軍師としての官兵衛の意見が通らず、
距離は広がるばかり、明への出兵を断行する、
秀吉最大の失策は、やっと天下統一を成し遂げたと言うに、
官兵衛はじめ多くの重臣が離れる事になる、

昭和天皇語録のお試し版を読んだ、面白い、早速買い込む、
明治、大正、昭和と天皇制は確固たる地位を確立したが、
先の戦争で昭和天皇人間宣言をし、政治の舞台から皇室外交へきりかわった、
平成になり今の天皇は親しみが湧く、日本の象徴として相応しい存在。
昭和天皇の苦悩を知り絶好の本だ、

今年もあと二ヶ月、昨日日銀は緩和政策を取った、2%のインフレ実現、
40兆円を60兆円まで緩和するという、株は一変に反応し790円代まで上昇、
9年ぶりという、為替も111円代に来週はそうなるか興味深々だ。

Facebookに今夜坂本龍馬の講演会があるとの知らせあった、
話す方は小名泰裕、本田技研の社員、司馬遼太郎の猛烈読者、
特に、河井継之助を書いた峠をライフサイクルにしている。
詳しい、持参した本には、付箋紙を張り巡らし、あちこちに飛んで話す、
司馬遼太郎の機微を捉えているのだろう、聞きに来た人々にびっくり、
私は大阪からとか、私は京都、川崎、神奈川、追っかけマンなのか、
何か一本の糸で繋がっているようだ、懇親会でその訳がわかった、
継之助のファンクラブがあって、その仲間同士のようだ、
明日は継之助のゆかりの地を訪ねるという、私も司馬遼太郎の作品は大概読んだが、
ファンの人は中身を理解し覚えている、ライフサイクルにしているのだ、
坂本龍馬の生き様を司馬遼太郎の目で見た人間像をえぐる、
聞いていて今一度龍馬は行くとか、峠、花神翔ぶが如くを読んでみたくなった。

司馬は会津で三回講演をしているという、一つ忘れている、
昭和35年、坂下で文藝春秋講演会を開催している、
亡父が初代の文化会長を引き受け、文藝春秋に掛け合って実現した、
その条件が聴衆1000人を集めること、
亡父は高校を会場に生徒衆を入れた、
当時を知ってる方はよく来たなぁって感心している、
昭和34年に梟の城直木賞を取ってる、
駆け出しだが司馬の原点はここから始まったのかも知れない、
当時来たのは、十返肇司馬遼太郎、漫画家 境田昭三、豪華メンバーだ、
こんな事が何故出来たのか、
無鉄砲な父は文藝春秋社に乗り込み直談判して即刻快諾頂いたという、
前年には亀井勝一郎本人に直談判したらしい、昭和34年のことだった、

滝のやは不思議な出逢いの出来るホテル、参加者が打ち解けて話せる場所なのだ。