6月5日(月)東大寺・春日大社・興福寺

2時半起床、facebook、メール、NHKオンラインをチェック、
血圧測定 178/103脈拍 62
旅の疲れが出てるのか高め、昨日は奈良を2時半に出て10時に着いた、
座りっぱなしで疲れも出たようだ。

奈良で観光バスに乗り寺周りをするのは初めての事、
9時出発で時間があり奈良公園を散策、
奈良の鹿は行儀が良い、人馴れしているのか大人しく悪さをしない、
広大な敷地を持つ興福寺は掃き掃除から始まる、
東金堂、五重塔、南円堂、一言観音堂、北円堂、まだ人出の少ない内に拝観した、

今回、奈良に来た目的は興福寺天平乾漆群像展を見る事、
国宝館の耐震補強工事で仮講堂にこうであったろうと配置をして展示されているからだ、

午前中のみの観光、東大寺春日大社興福寺若草山ドライブウェイを通り御蓋山
世界遺産に登録された春日山原始林をドライブして解散、
奈良国立博物館で快慶特別展が開催されていたが時間が無くて見れなかった、
先ずは東大寺、多くの人で賑わってる、国際色豊か、学生も多い、
桁違いにデカイ、大仏殿(国宝)48m、幅57m木造建築では世界一デカイ、
幾多の災害に会いその都度修理がなされて来た、752年に聖武天皇の発願で創建された、
両手は桃山時代に、頭部は江戸時代、今のは三度目の建て替え、三分の二に縮小された。
盧遮那仏は像高15m、頭部5m、耳の長さ⒉5m、目長さ1m、座高3m
青銅で鋳造され鍍金が施されている、


ここの部分は天平時代のもの、唯一残された物


かつて7重塔があった、残ってれば勿論日本一だが、
今は京都にある東寺の五重塔が日本一、
次いで興福寺五重塔が二番目に大きい、

春日大社へ行く、山の中腹にあり階段も多い、
世界遺産に登録された手すりなどは付けられない、
トーハクで秘宝展を見たばかり、
年間どもぐらい参拝しますかと尋ねたら1800万人ぐらいかなぁ〜、驚きだ、
奈良には年間4500万人来るというからこれまた驚きだ、国際色豊かだ、
神社の数は20社は下らない、御蓋山全体が春日大社の敷地、

正倉院に次ぐ秘宝が祀られている、秘宝館には甲冑の特別展が開催されていた、
源頼朝義経、その頃から江戸時代までの武将は春日大社に奉納して来たのだろう、

灯篭寄進は一つ200万円、所狭しと飾られていた、
神々の在わす春日大社は一味違うように感じて来た、

さて、お目当の興福寺、東金堂拝観(国宝)興福寺には金堂が3つある、
堂内の薬師如来坐像、月光、日光菩薩文殊菩薩十二神将、四天王ずらりとお並びになってる、

いよいよ阿修羅様と三度目の対面、
仮講堂に25体が配置されてる、恐らくこうだったんろうと言う配列だ、


もう二度と見れないかと思うと離れることが出来ない、
阿弥陀如来像を中心に八部衆金剛力士像、十大弟子、四天王、天平乾漆の醍醐味を拝観した、

NHKにはオンデマンドがあり過去の番組を見ることができる、


阿修羅は乾漆技法で作られている、顔の表情が彫り物とは違う、
柔らか味があり漆独特の表現が見られる、



時間があれば奈良国立博物館で行われていた快慶の特別展も見たかった、
奈良の一人旅は楽しくもあり、勉強になった1日だった。