12月27日(月)最終回「晴天を衝け」玄孫渋沢健は大森美香を絶賛、

6時起床、すっぽりと雪にうもった、最終回「晴天を衝け」玄孫渋沢健は脚本を書いた大森美香さんを絶賛、

見事に栄一を描き出した、栄一と全く似てない吉沢亮が登場し最初は面食らったそうだ、徳川家康が毎回登場し解説するこれが良かった

幕末、明治、大正、昭和と激動する世の中を生き抜き、近代化に進む日本の舵取りに果敢に挑戦する渋沢健は全てとは言わないまでも

かなりの部分を調べ上げた、大森美香も同様に渋沢栄一を史実に基づいて調べたのだろう、徳川慶喜については見方が随分と変わった

フランス万博に同行しヨーロッパを見て日本に帰って渋沢栄一は果敢に挑戦した近代化、500もの会社を創設、600近くも慈善事業を応援する、渋沢栄一が居なければ日本の夜明けは違ってだあろう、

さて、コロナ禍の日本を舵とる岸田文雄首相、分配と成長、論語と算盤から何を学んだのだろう、、、。

岸田総理は「新しい日本型資本主義」を国家ビジョンとして掲げられています。6月中旬に会長を務める「新たな資本主義を創る議員連盟」のキックオフ会合に私は講師として招かれましたので、岸田総理は渋沢栄一の思想である『論語と算盤』にご関心あると察します。 

 本議連のサブタイトルが「すべての人が成長を実感できる一体感ある国へ」でしたので、現在の社会課題である格差の是正を念頭に置かれている一方で、成長を度外にしていないことも明らかです。現に岸田総理は「成長と分配の好循環」の経済政策を表明されています。『論語』が「分配」、『算盤』が「成長」と解釈しても良いかもしれません。 

 渋沢栄一は道徳と経済が合致すべきと唱えたので、長年、『論語と算盤』は「やさしい資本主義」であると解釈される傾向がありました。ただ、実際、渋沢栄一が残した言葉を読み返しますと、利他への精神、社会のみんなのためという意識が溢れている一方で、かなりの向上心や競争心を感じます。 

 栄一は怒っていました。その怒りとは、日本は、もっと良い社会になれるはずだ、もっと良い企業、もっと良い経営者、もっと良い社員、もっと良い市民になれる。現状に満足していない、未来志向による闘争心が常に沸き立っていたのです。

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2023年から登場する新一万円札に渋沢栄一、新千円札にペスト菌を発見した北里繁三郎、

聞く耳を持った首相岸田文雄は栄一から何を学び「新たな日本型資本主義」を作り上げることができつのか見守って行きたい。